「結婚式の値引き交渉の方法について知りたい」
「結婚式の価格交渉が上手くいくコツは?みんなどうやっているの?」
「値段交渉以外に結婚式を安くする方法は?」
結婚式の値段交渉について解説していきます。
ハシもと
結婚式場の探し方運営者
- 広告、広報、WEB担当として結婚式場の集客、マーケティング等を担当。
- ゼクシィやマイナビウエディングなどの結婚式場検索サイトを3つの結婚式場で運用。
- 退職後は家業を手伝いながら、引き続き結婚式場のWEB制作や、集客の仕事を請け負っている
結婚式場で集客担当をしていた私の経験から説明しましょう。
コツややり方を知っていれば、値引き交渉は成功しますよ。
結婚式には値引きができる条件と、値引きができない条件があります。
値引きが可能な条件で適切な交渉を行えば、結婚式費用が数十万円もお得になります。
理想の結婚式を叶えるためにも、この記事を読んで結婚式場と交渉してみましょう。
- 結婚式の値引き交渉のコツ
- 交渉の成功率が上がる狙い目の条件
- 交渉が失敗するNG行動
- 値引き交渉をしなくてもお得になる結婚式場検索サイトのサービス
結婚式の値段交渉について
結婚式の値段交渉について、まずは下記のことを理解しましょう。
- 結婚式のお金について
- 値引きはいくらぐらいまで応じてくれるのか
- 値引きはいつまで応じてくれるのか
結婚式のお金について
結婚式にかかる費用は主に以下の2つです。
- 挙式費用
- 披露宴費用
日本における結婚式の総額費用の平均は327.1万円です。
挙式、披露宴・ウエディングパーティの総額
※出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2023調べ
また結婚式では全体の費用を総額、その中からお二人が負担するお金のことを自己負担額と言います。
- 総額費用
- 自己負担額
カップルは総額費用の全額を自己負担するわけではありません。
例えば、家族からの金銭的な援助や、ゲストからのご祝儀があれば、これらは総額から差し引かれ、自己負担額が減少するのです。
値引きはいくらぐらいまで応じてくれるの?
値引き交渉によって、一つの項目で平均10万円から30万円、合計で約50万円まで割引を獲得できる可能性があります。
このような範囲での値引きが可能な主な理由は、結婚式というサービスが無形物であり、定価が設定されていないためです。
最初に提示される見積もりが高めに設定している場合があります。
例えば、以下の項目で値引きしてもらえる可能性があります。
- 会場使用料
- 音響設備使用料
- 映像機器の使用料
- 受付や介添、ヘアメイクなどスタッフの使用料
- 料理
- ドレス
- 演出
- 写真や映像などの記録
- その他
料理やドレスなどは値引きが難しい場合があるので、特典としてグレードアップというケースもあります。
合計額から引くという値引きのやり方もあります
交渉の成功例として、あるカップルは料理の単価を下げることで一人当たり数千円の削減に成功し、また別のカップルは写真撮影のパッケージから特定のアイテムを省くことで全体の費用を抑えました。
しかし、結婚式の準備には多くの人が関わり、それに伴って人件費が発生します。
結婚式には、一定のコストラインが存在し、そのラインを超えた値引きを要求すると交渉が拒否される可能性があります。
このバランスを理解することが、交渉を成功に導く鍵となります。
値引きはいつまで応じてくれるの?
契約を結ぶ前に値引き交渉を完了させる必要があります。
なぜなら、契約は見積もりを了承して結ばれるものであり、契約後に価格交渉を行うことは一般的に受け入れられないからです。
契約後に価格を交渉しようとすると、結婚式場側は拒否する可能性が高いです。
しかし、例外的な状況として、契約後に提供されるサービスの内容を変更する場合があります。
例えば、契約後にお料理のアップグレードしたいと考えた場合、その追加料金の一部については、値引き交渉の余地があります。
アップグレードに対する値引きは受け入れられる可能性が高いです
結婚式の費用に関する交渉は、基本的には契約を結ぶ前に行いましょう。
契約後の交渉は基本的には受け入れられませんが、サービス内容の変更やアップグレードに関連する特別な状況下では、例外的に交渉の余地が生まれることがあります。
結婚式の値引き交渉のコツ5選
結婚式の値引き交渉はコツさえ知っていれば、成功する確率がグッと上がります。
結婚式場もビジネスなので、契約の意思があるお客様を突き放したりはしません。
私が結婚式場で働いて得た交渉のコツを5つお伝えします。
- 値引きしたい目標額を決めて伝える
- この場で契約することを約束する
- 結婚式場側の埋めたい日程で交渉する
- ライバル式場と比較検討していることを伝える
- ウエディングプランナーを味方にする
値引きしたい目標額を決めて伝える
結婚式の値引き交渉を成功させる鍵は、値引きしたい目標額を明確に決めることです。
理由は「とにかく値引きしてほしい」という漠然とした要求では、結婚式場側もどの程度応じれば良いのか判断がつかず、結果的に交渉が難航することが多いからです。
明確な目標額を設定することで、合意点を見つけやすくなります。
- 会場使用料について交渉する
- お料理の単価について交渉する
- 装飾の規模を調整する
- 写真撮影のパッケージを見直す
具体的な項目ごとに値引きの可能性を探りましょう。
目標額が決まっていることで、複数の項目にわたる値引きを組み合わせる「合わせ技」が使いやすくなり、より効果的にコスト削減を図ることできます。
目標額に基づいた交渉を進めることで、結婚式場側も具体的な提案をしやすくなり、双方にとって満足のいく結果につながりやすくなります。
結婚式の値引き交渉を成功に導くためには、目標額を事前に設定することが非常に重要です。
明確な目標があることで、交渉に具体性が生まれ、効率よく進みます。
値引き交渉においては、目標額の設定から始めると良いでしょう。
この場で契約することを約束する
結婚式の値引き交渉において、効果的なのが「この場での契約」の意志を示すことです。
実際に、この作戦を使うことで、交渉が成功に終わる可能性は大幅に高まります。
その理由は、結婚式場運営もビジネスであり、ウエディングプランナーにも販売や契約のノルマが存在するからです。
結婚式場側は、その場で契約に至る可能性が高いお客様には柔軟に対応しようとする傾向があります。
たとえば、あるカップルが結婚式場の見学後、気に入った式場を見つけたとしましょう。
今日中に契約したいのですが、予算内に収めたいです。
●●万円値引きしてくれませんか。
と明確に伝えたとします。
このような場合、結婚式場側は様々な形で値引きやサービスの調整を提案する可能性が高いです。
ウエディングプランナーにとっても、目標達成に直結するため、積極的に取り組みます。
しかし、この戦略を用いる際には注意も必要です。
法外な値引きを要求すると、交渉が失敗に終わるリスクがあります。結婚式場側にもコストが存在し、あまりにも高い値引きを求めると、提供できるサービスの質に影響を及ぼすか、あるいは交渉自体が拒否される可能性があります。
したがって、現実的な範囲内での交渉が重要となります。
成功への鍵は、相手の立場を理解し、双方にとって受け入れ可能な範囲で交渉を進めることにあります。
このバランスを保つことが、理想の結婚式を実現するために必要でしょう。
結婚式場側の埋めたい日程で交渉する
結婚式場側が特に埋めたいと考えている日程での挙式を提案しましょう。
この提案が成功する可能性が高いのには、具体的な理由があります。
すべての結婚式場には、季節的要因や曜日などの理由で売りにくい日程が存在し、これらの日程では元々割引の許容範囲が広く設定されています。
結婚式場側にとって、売りにくい日程に予約が入ると、利益が上がるのでとても嬉しいことです。
平日や冬季などのオフシーズンに挙式を行う場合、これらの日程は一般的に需要が低く、結婚式場側は予約を促進するために割引や特典を提供しやすい傾向にあります。
お二人が日程的に問題がない場合、結婚式場側としても喜んで値引きや追加サービスを提供することが多いです。
冬の平日に挙式を行うことを提案したら、通常価格よりも大幅に低い価格で契約ができました。
さらに無料で追加の装飾や写真撮影サービスももらいました。
このような値引き交渉を行う際には、値引き率が高いことを踏まえ、少し多めの額から交渉を始め、最終的な落とし所を探りましょう。この方法により、お二人は結婚式の総費用を大幅に抑えることが可能となります。
結婚式場側が埋めたいと考える日程での挙式を提案することは、値引き交渉が成功する確率が非常に高いです。
結婚式場側の「値引きしてでも、日程を埋めたい」という思いと、新郎新婦の「日程は気にしないから値引きしてほしい」という希望が一致するからです。
ライバル式場と比較検討していることを伝える
結婚式場との値引き交渉において、ライバル式場との比較検討をしているのを伝えることは、より好条件を引き出すために有効です。
結婚式場側は、ライバルに顧客を奪われるよりも、利益を若干減らしてでも自社で結婚式を執り行うことを望むでしょう。
例えば、あるカップルが結婚式場Aと式場Bを比較検討しているとしましょう。
彼らが式場Aの担当者に対して、式場Bの方が全体のコストが低いこと、しかし式場Aのロケーションやサービスに魅力を感じていることを伝えた場合、式場Aは顧客を引き留めるために、価格の見直しや追加サービスの提供を検討する可能性が高くなります。
このとき、具体的な比較情報や見積もりを提示することが、より効果的な交渉を行うための鍵となります。
しかし、この戦略を用いる際には注意が必要です。
ライバルと認識されていない式場や、現実離れした格安の見積もりを持ち出すと、逆に相手にされない恐れがあります。結婚式場側も自身のポジショニングやサービスの価値を認識しており、不当に低い価格での契約を強いられることは避けたいと考えています。
したがって、交渉の際には現実的な範囲での比較検討が求められます。
ライバル式場との比較検討をうまく利用することで、結婚式場との値引き交渉を有利に進めることができるでしょう。
ただし、交渉を進める際には、相手の立場を尊重し、現実的な範囲での提案が重要です。
ウエディングプランナーを味方にする
ウエディングプランナーを味方につけることは、値引き交渉を成功させる上で非常に重要です。
背後には、ウエディングプランナーと、値引きに関する決定を行う責任者との間でのコミュニケーションが大きく関わっています。
なぜならプランナーがカップルのニーズに共感した場合、彼らのために何とか値引きを実現しようと上司との交渉に積極的に取り組んでくれるからです。
このような関係性が築かれることで、結婚式のコスト削減に関する交渉が成功しやすくなります。
ウエディングプランナーを味方につけることは、値引き交渉の成功に直結します。
結婚式の計画を進める際には、プランナーとの良好な関係を築き、相互の信頼と協力のもとでコスト削減の目標に向かって努力することが重要です。
成功率UP!値引きの狙い目
コツは分かったけど、まだ不安なんです・・・。
このような方のために「成功率がUPする条件」を特別に教えます。
この条件下で、上記のコツを踏まえて交渉すれば、ほぼ間違いなく値引きもしくは特典がゲットできます。
- 人気のない季節を狙う
- 人気のない日取りを狙う
- 結婚式までの日数を短くする
- 特典が出ている条件を狙う
- 結婚式場のお願いを聞いて交換条件にする
人気のない季節を狙う
値引きを成功させるために、夏や冬など人気のない季節を狙いましょう。
夏と冬は、結婚式場が予約で埋まりにくいため、式場側も値引きに応じる傾向があります。
この理由は、結婚式場にとっても、空き日程に予約を入れることが収益に直結するため、人気のない季節には特に値引きや特典を提供することで、カップルを引きつけようとするからです。
- 暑さ
- お盆
- 夏休み
- 寒さ
- お正月
- 冬休み
- 積雪(雪国)
- 雪による交通期間のトラブル(雪国)
このようなことから、基本的なプラン価格の割引、追加サービスの無料提供がある場合があります。
人気のない季節、特に夏や冬を狙うと、結婚式の値引き交渉が成功する確率が高まります。
人気のない日取りを狙う
人気のない日取りを狙うことは、季節同様、とても有効です。
結婚式場が売りにくい日程に予約が入ることは、収益の面でプラスになるため、値引きに応じる傾向があります。
具体的には、平日、日曜日の夜、仏滅、赤口などの日取りが、不人気の日程です。
例えば、平日に結婚式を行う場合、多くのゲストが仕事や学業の都合で参加しにくいというデメリットがあります。
しかし、このような日に挙式を行うことで、結婚式場は通常よりも大幅な値引きや特別なサービスを提供することがあります。
同様に、仏滅、赤口などの日取りも、伝統的な縁起の悪い日とされることがあるため、これらを選択することで、さらなる値引きがあるかもしれません。
人気のない季節と日取りを合わせることで大幅な値引きを勝ち取れる可能性があります。
人気のない日取りを狙うことは、結婚式の値引き交渉において成功の確率が上がります。
この結婚式場の事情を利用して、予算内で最高の結婚式を実現させましょう。
結婚式までの日数を短くする
結婚式までの期間が半年以内になる日程は、値引き交渉が成功する確率が高まります。
成功する理由は、結婚式までの時間が半年を切ると、その日程での結婚式の予約が入る確率が大きく減少し、結婚式場側もバーゲンセールのような価格で提供し始めるからです。
結婚式場にとって、最も予約が入りやすいのは結婚式まで1年前後です。
この時期には多くのカップルが予約を行い、結婚式場も最適な価格設定を維持します。
しかし、結婚式までの期間が短くなるにつれて、空き日程を埋めることが難しくなります。
例えば、結婚式場検索サイトのハナユメは、100万円以上もおトクになることもある「ハナユメ割」を出しています。ハナユメ割対象式場のプランは半年以内の日程のものが多いです。
同じ結婚式場検索サイトでは、結婚スタイルマガジンなども、お得なプランは半年以内のものがあります。
結婚式まで半年以内の日程を選んで交渉することは、結婚式の費用を節約するための賢い方法です。
この期間になると、結婚式場も予約を確保するために積極的に値引きを行うため、交渉を成功させることができるでしょう。
特典が出ている条件を狙う
結婚式場が特定の条件下で既に特典を提供している場合、その条件を満たすことで値引き交渉が成功しやすくなります。
例えば、特定の日程や期間、あるいはゲストの人数に応じて特典が設定されている場合、これらは結婚式場側が特に予約を促したい状況を示しています。
具体的な例として、結婚式場がオフシーズンの挙式や特定の曜日、最低限のゲスト数を満たすことを条件に追加サービスやアップグレードを無料で提供している場合があります。
特典を辞退する代わりに、その分の値引きを要望すると、結婚式場はこの提案に応じやすくなります。
特典を提供しているということはその分の利益減少は覚悟しています。
その分の割引をお願いするのは、問題ありません。
結婚式場が提供する特典がある条件下で値引き交渉を行う際には、これらの特典を利用しましょう。
特定の日程や条件に対して提供される特典を辞退し、その分の値引きを希望することで、お二人は結婚式の費用を削減することができます。
結婚式場のお願いを聞いて交換条件にする
結婚式場から新郎新婦に対して特定のお願いがある場合、これを受け入れることを条件に値引きを打診すると、交渉が成功する可能性が高まります。
結婚式場側が提案するお願い事には、通常、何らかの形でカップルへの特典やインセンティブが伴います。
- 公式サイトやSNSでの結婚式の写真の使用
- 結婚式の映像の使用
- 新しいサービスの試用
- 特定の装飾アイテムの購入
マーケティングやサービス改善の目的で新郎新婦の協力を求めることがあります。
私も集客のために公式サイトで使う写真の使用をお願いしていました。
結婚式場からの協力の依頼を受け入れることを条件に値引きを打診することで、交渉は間違いなく成功します。
この方法は、結婚式場と新郎新婦双方にメリットをもたらします。
交渉が失敗するNG行動
成功率が上がる条件でコツを踏まえて交渉しても成功しなかったです。
このようになるお二人は、これから紹介するNG行動をしていませんか。
テクニックをいくら駆使しても値引きができない条件で交渉しては行けません。
ここでは失敗するNG行動をしっかりと理解しましょう。
- メールや電話で交渉する
- 強引な値引き交渉する
- 他のカップルに事例を出す
- 契約した後に交渉を持ちかける
メールや電話で交渉する
結婚式の値引き交渉をメールや電話で行うと、成功する可能性は低くなります。
この理由は、直接対面での交渉に比べて、メールや電話ではニュアンスが十分に伝わらないこと、また、リアルタイムでの駆け引きが難しいためです。
メールでの交渉では、感情や細かなニュアンスを文字で表現するのが難しいです。
電話では、相手の反応を視覚的に捉えることができません。
その結果、誤解が生じやすく、交渉が停滞することがあります。
一方で対面の交渉のメリットは、熱意や結婚式に対する情熱を直接伝えることができることです。
対面での交渉では、表情や身振り手振りも大きな役割を果たし、双方の意図や熱意をより直接的に伝えることができます。この結果、ウエディングプランナーもお二人の要望に対してより積極的に対応しようとします。
対面での交渉では、即座に質問したり、提案に対するフィードバックを与えたりすることが可能であり、これが交渉を前進させる重要な要素となります。
今はオンラインという手法もあります。
オンラインは相手の表情が見えて熱量も伝わるので、良いですね。
結婚式の値引き交渉においては、直接会って行うことが最も効果的です。
この方法では、カップルの熱意や結婚式に対する真剣な姿勢がプランナーに直接伝わり、双方がより良い解決策を見つけやすくなるのです。
強引な値引き交渉する
強引な値引き交渉は結婚式場側に拒否される傾向があります。
この拒否の主な理由は、自分勝手な態度や一方的な要求は、信用や協力的な関係構築においてマイナスに作用するからです。
交渉は、相互の信頼と理解が成功の鍵となります。
結婚式場には「このカップルなら値引きしてでも契約したい」と思わせるような印象を与えることが重要です。なぜなら、値引きによって結婚式場の利益が減少するからです。
お二人が協力的で柔軟な姿勢を見せることが、双方にとって有益な条件を導き出す上で重要です。
強引な値引き交渉は、結婚式場側によって好ましくないと見なされることが多いです。
成功を収めるためには、相互の信頼を築くこと、そして結婚式場にとって価値ある顧客であることが必要です。
他のカップルの事例を出す
結婚式場との交渉において、他のカップルが同じ式場で支払った金額を基に交渉を試みることは避けるべきです。
結婚式場側から好ましくないと見られることが多く、その主な理由は結婚式の費用がカップルごとに大きく異なる可能性があるからです。
結婚式は無形物で定価がありません
- カップルの希望
- カップルが重視するサービス
- 選択するオプション
上記によって変動するため、単純な比較はできません。
具体例として、秋のオンシーズンに結婚式を挙げたカップルと冬のオフシーズンに同じ式場で結婚式を挙げたカップルでは、費用が異なります。
秋は結婚式の需要が高いため価格が上がりやすく、冬は需要が低下するため割引が適用されます。
さらに特定の装飾やカスタマイズされたメニューなど、カップルの個別の要望に応じて追加費用が発生することもあります。
このような状況下で、他のカップルの支払った金額を出して交渉を行うと、式場側はその比較が不適切であると感じ、カップルの要求に対して否定的な反応を示します。
結婚式場側は、各カップルが持つ独自のニーズや希望に基づいて費用を設定しており、一律の価格で全てのカップルを評価することは避けています。
他のカップルが支払った金額を基にして結婚式場との交渉を行うことは避けましょう。
結婚式の交渉を行う際には、カップル自身のニーズや予算に焦点を当て、式場側と公平に話し合うことが大切です。
契約した後に交渉を持ちかける
繰り返しになりますが、契約を結んだ後の値引き交渉は避けましょう。
契約とは、提供された見積もりに基づいて両者が合意に至った証であり、この時点でサービスの内容や費用に関しては確定されるものです。
したがって、契約後に値引きを求めることは、既に取り決められた合意を覆す行為と見なされ、結婚式場側から好ましくない反応が得られる可能性が高いです。
しかし、例外的な状況として考えられるのが、契約後に特定のサービスのグレードをアップグレードする場合です。
例えば、カップルが結婚式の契約を結んだ後で、ドレスのグレードを上げることを希望した場合、この追加料金の一部について値引きを交渉するのは問題ありません。
すでに契約を結んだ後の値引き交渉は基本的には避けるべきですが、契約内容の変更や追加サービスの導入に伴う費用の見直しについては、交渉の余地があり得ます。
この際には、追加されるサービスの価値を理解し、結婚式場との信頼関係を維持しながら行うことが望ましいでしょう。
値段交渉を成功させるためには、ルールを守って行いましょう。
値引き交渉が苦手な方は結婚式場予約サービスを使おう
値引き交渉が苦手なお二人は、結婚式場予約サービスを利用しましょう。
具体的には下記の利用方法があります。
- 結婚式相談カウンターで交渉を代行してもらう
- 結婚式検索サイトで行っているキャンペーンや特典を使う
- 両サービスにある格安プランを使う
結婚式相談カウンターで交渉を代行してもらう
結婚式場との交渉が苦手なお二人は結婚式相談カウンターを利用すると良いでしょう。
- 結婚式の不安や疑問点のお悩み相談
- 結婚式場探しのサポート
- 結婚式場の予約の手配、スケジューリングを代行
- 結婚式場へ意思決定の連絡
結婚式相談カウンターからお二人が契約したいと思っている結婚式場に値引きを条件に契約する意思があると伝えてもらえばOKです。
- ゼクシィ相談カウンター
- マイナビウエディングサロン
- ハナユメ無料相談デスク
- DRESSY ROOM
- トキハナオンライン相談
どのカウンターも経験豊富なスタッフが在中しています。
ブライダルフェア参加後の意思決定の連絡の際に値引き交渉をお願いすると良いでしょう。
結婚式検索サイトで行っているキャンペーンや特典を使う
結婚式検索サイトで行っているキャンペーンを利用すると、お得に結婚式場探しができます。
どのキャンペーンも適用条件がありますが、エントリーしてブライダルフェアに参加するともらえる特典もあります。
結婚式場見学する際は必ず利用しましょう。
- ゼクシィ
- ハナユメ
- マイナビウエディング
- 結婚スタイルマガジン
- プラコレウェディング
- トキハナ
- フェア・式場見学&条件クリアで最大65,000円分の電子マネーギフトプレゼント
- 「挙式・披露宴を決めた、挙げた」クチコミ&写真掲載でAmazonギフトカード最大8,000円分をプレゼント
- 式場見学+条件クリア+相談で最大67,000円分電子マネーギフトをプレゼント
- 指輪探し+式場探しで最大65,000円分の電子マネープレゼント
- 結婚スタイルマガジンからの見学予約、式場決定で最大20万円分のご祝儀(費用の割引)
- ブライダルフェア参加で最大115,000円分のクーポンをプレゼント
- 式場予約でドレスが最大50%OFFになるクーポンをプレゼント
キャンペーン、特典を上手に利用できれば値引きと同じ効果があります。
格安プランを使う
結婚式相談カウンターや結婚式場検索サイトから提供される格安プランを利用する手もあります。
このプランは元々かなりの割引をしているので、ここから値引きをするのは難しいですが、かなりお得になっているので、積極的に利用してみましょう。
- 花嫁割
- ゼクシィ相談カウンターに持ち込まれる各式場のシークレットプラン
- ハナユメ割
- 直前おトクプラン
- 婚スタ★割
- ウエディング診断で各式場から届く、お二人だけの特別プラン
- ひみつのシークレットプラン
サイト | 規模 | キャンペーン | お得なプラン | 相談機能 | 詳細 |
---|---|---|---|---|---|
ゼクシィ | 大きい | 最大65,000円分の電子マネー | ゼクシィ花嫁割 | ゼクシィ相談カウンター | |
プラコレウェディング | 普通 | 最大111,500円分のクーポン | プラ割 最大200万円割引 | DRESSY ROOM 横浜/名古屋・チャット相談 | |
ハナユメ | 普通 | 最大67,000円分の電子マネー | ハナユメ割 | ハナユメ無料相談デスク | |
トキハナ | 普通 | なし | ひみつのシークレットプラン | LINE無料サポート | |
マイナビウエディング | 普通 | 最大79,000円分の電子マネー | 直前お得プラン | マイナビウエディングサロン | |
結婚スタイルマガジン | 普通 | ご祝儀最大20万円分 | 婚スタ★割 | なし |
オススメの結婚式場予約サービス
結婚式相談カウンターも結婚式場検索サイトもたくさんあって、どれが良いのか分からない。
どのサービスも素晴らしいのですが、ここでは目的に合ったものを選んでみましょう。
- キャンペーン、格安プランならハナユメ
- 相談するならトキハナ
キャンペーン、格安プランならハナユメ
キャンペーンや格安プランを重視したい方はハナユメを選びましょう。
ハナユメのキャンペーンやハナユメ割を利用できれば、値下げ交渉が必要ないぐらいお得になります。
- 条件クリアで最大60,000円分の電子マネーギフトが全員もらえるキャンペーン
- 結婚式の費用が100万円以上もお得になることがあるハナユメ割
ハナユメ無料相談デスクに相談することも可能です。
最もお得になる条件を相談できます。
ハナユメのキャンペーンは応募者全員がもらえる電子マネーギフトキャンペーンです。
ブライダルフェア・式場見学+ハナユメ無料相談デスクへ相談+条件クリアで全員に最大60,000円分の電子マネーギフトをプレゼント
- 1式場見学で16,000円分
- 2式場見学で31,000円分
- 3式場見学で45,000円分
- 店舗やオンラインでハナユメ無料相談デスクへ相談 7,000円分
- 見学/ブライダルフェア参加の結婚式場で成約 3,000円分
- リングショップ予約、来店 7,000円分
式場探しキャンペーン応募する手順
規約、個人関連情報の受領と利用に際して、プライバシーポリシー並びに利用規約に同意して、登録します。
- ハナユメ無料相談デスクに店舗もしくはオンラインで相談
- 自分で探す
※式場見学後マイページでアンケート回答は必須です。
とても簡単ですので、ハナユメを利用する場合は、必ず登録しましょう。
ハナユメ割は結婚式場が売りたい日程がお得になるサービスです。
自然と売れにくい時期となりますが、100万円以上も割引になる可能性もありますので、特典や予算を重視するお二人は見逃せません。
気に入った式場がハナユメ割適用か分からない場合は、無料相談デスクに調べてもらうと便利です。
相談するならトキハナ
交渉を代行してほしい、とにかく相談したいという希望があるお二人にはトキハナがぴったりです。
トキハナの無料相談は店舗はありませんが、オンラインやLINEで気軽に相談ができます。
元ウエディングプランナーのカウンセラーが夜22時までLINEを通じて不安や疑問に対応しています。
さらにトキハナでは、この元ウエディングプランナーが見学前と見学後に徹底した見積もりのチェックを行ってくれます。
費用に不安があったり、見積もりが気になるお二人はぜひ相談してましょう。
- 見学前に見積もり診断
- 式場見積もり第三者チェック
- WEBにはないリアルな式場情報
- 式場への要望やキャンセル連絡
- 式場との間に入って交渉も
交渉の代行もしてくれるので、値引き交渉が苦手というお二人は、トキハナカウンセラーにお願いしてみましょう。
カウンセラーは業界を熟知しています。
これ以上の相談相手はいませんし、心強い援軍です。
値引き交渉が成功したら
値引き交渉が成功して終わりではありません。
最終のゴール目標は、結婚式本番です。
お二人は今スタートラインに立っただけというのを理解しましょう。
ここからは、ここまで読んでくれたあなたへ、本番をスムーズに迎えるためのアドバイスです。
- 頑張ってくれたプランナーさんに感謝を伝えよう
- 結婚式の準備を楽しんでやろう
- 割引してもらったお金はグレードアップか新婚生活のために使おう
頑張ってくれたプランナーさんに感謝を伝えよう
結婚式の値引き交渉において心よく対応してくれたプランナーには、感謝を伝えましょう。
この感謝を伝えることは、値引きが成功した後の関係だけでなく、結婚式の準備過程全体を通じて、プランナーとの信頼関係を強化するために欠かせません。
ウエディングプランナーは、結婚式の準備過程での重要なパートナーです。
尽力に対して感謝の気持ちを伝えることは、お互いの関係をより良いものにするために必要です。
例えば、値引き交渉に応じてくれたプランナーに対して、手紙やメールで感謝の言葉を伝える。結婚式当日に小さなプレゼントを渡す。または結婚式が終わった後にお礼のメッセージを送るなど、様々な方法で感謝を表現することができます。
値引き交渉に対して心よく対応してくれたプランナーには、その努力と協力に感謝を示しましょう。
結婚式の準備は、ストレスが伴うものですが、プランナーとの良好な関係があれば、楽しく、有意義なものになります。
プランナーとの信頼関係を大切にすることで、忘れられない美しい結婚式を実現することができるでしょう。
結婚式の準備を楽しんでやろう
値引き交渉が成功した後は、結婚式の準備を存分に楽しむことが大切です。
準備を楽しむことで、本番当日を迎える心構えもより前向きになります。
準備を楽しむ姿勢は、結婚式場やプランナーとのコミュニケーションにも良い影響を与えます。
値引き交渉が成功したら、その成功をベースに結婚式の準備を全力で楽しみましょう。
担当のウエディングプランナーも、お二人が幸せで充実した準備期間を過ごす様子を見て、とても幸せな気持ちになるでしょう。
割引してもらったお金はグレードアップか新婚生活のために使おう
値引き交渉が成功した後は、得られたメリットを結婚式のグレードアップに活用するか、もしくは新生活への投資としてしっかりと還元することを検討しましょう。
結婚式場側が利益を削ってまで協力してくれたのですから、その恩恵を有効に活用することが、双方にとって最も良い結果をもたらします。
- 料理のグレードアップ
- ドレスの追加
- 演出の検討
このようなグレードアップは、結婚式当日の記憶をより特別なものにし、ゲストにも喜んでもらえる可能性が高いです。
一方で、新生活のスタートに向けて、節約した予算を使うことも良いでしょう。
- 家具
- 家電
- 新婚旅行
- 引越し
新生活の質を向上させることは、長期的に見てカップルにとって大きな利益となります。
値引きが成功したら、そのメリットを結婚式のさらなるグレードアップに活かすか、あるいは新生活への投資として有効に利用しましょう。
まとめ
結婚式場との値段交渉について解説しました。
適切なタイミングに適切に行えば、結婚式の費用がかなりお得になります。
- 値引きをする前に必ず目標額を決めて、プランナーにも伝えよう
- 結婚式場側が得をする条件(空いている日程や決まりづらい日程など)で提案しよう
- ウエディングプランナーを味方につけて交渉を有利に進めよう
- 値引きが叶ったら、この場で契約するという意思を伝えよう
- ライバル式場と比較検討していることを伝えよう
値引き交渉が苦手な方は、LINEでの相談が可能な結婚式場紹介サービスの「トキハナ」にお願いしてみよう。
元ウエディングプランナーのカウンセラーが、結婚式場との交渉を進めてくれます。
交渉ではなくお得な特典が欲しい方は「ハナユメ」がおすすめです。
ハナユメ割は、100万円以上もおトクになる場合もあります。
結婚式値段交渉に関するよくある質問
- 結婚式の値引き交渉で、目標額を決める重要性は?
-
目標額を決めることで、具体的な交渉の基準が設定され、結婚式場側も応じやすくなります。
明確な目標が交渉をスムーズにし、双方にとって満足のいく結果に繋がりやすいです。
- 結婚式場選びで、人気のない日程を狙うメリットは?
-
人気のない日程は需要が低く、結婚式場側が値引きや特典を提供しやすいため、結婚式費用を大幅に節約できる可能性があります。
また、より柔軟なサービス提供が期待できます。
- 契約後に料理のグレードアップを考えているが、値引きは可能?
-
契約後に料理のグレードアップを希望する場合、追加料金の一部について値引き交渉の余地があります。
結婚式場側も追加サービスの提供による収益を考慮し、柔軟に対応してくれることが期待できます。