「結婚式の見積もり、注意すべき項目って何?」
「費用を抑えたいけど、どこに気をつけたらいいのかな…」
見積もりには、後から追加費用が発生することがよくあります。
気を抜くと、思わぬ出費で予算を超えるかもしれません。
そこで、今回は結婚式見積もりの注意点について紹介します!
結婚式場での経験を踏まえてお話ししますね
- 注意すべき費用のチェックポイント
- コスト削減のヒント
- 見積もり交渉で成功するコツ
ハシもと
結婚式場の探し方運営者
- 広告、広報、WEB担当として結婚式場の集客、マーケティング等を担当。
- ゼクシィやマイナビウエディングなどの結婚式場検索サイトを3つの結婚式場で運用。
- 退職後は家業を手伝いながら、引き続き結婚式場のWEB制作や、集客の仕事を請け負っている
失敗しない見積もりの取得方法
結婚式の見積もりを正確に把握するために、以下の方法を活用しましょう。
複数の式場から見積もりを取る
複数の見積もり取得を取得しましょう。
結婚式の予算を適切に把握するための基本だからです。
1つの式場だけに依存せず、複数の場所から見積もりを取ると、適正価格やサービスの質を比較できますよ
具体的には、以下のポイントを押さえて複数の見積もりを取得しましょう。
- 少なくとも3~5つの式場から見積もりを取得する
- 見積もり依頼時にプランや希望日時の詳細を伝える
- 契約前に必ず式場の全体的な雰囲気を確認する
- 式場スタッフの対応やサービス内容も評価に入れる
複数の見積もりを比較すると、自分たちの予算や要望に最も合う会場を選べます。
オンラインでの見積もり比較
インターネットを活用すれば、自宅にいながら複数の式場の見積もりを簡単に比較できます。
オンライン相談が定着し、自宅にいながら式場見学可能です。
結婚式相談カウンターなどのサービスもオンラインに対応しています。
式場選びに時間をかけたくないカップルや、遠方での結婚式を考えている場合に有効な手段です
ただし、オンライン見積もりは、対面での交渉よりも気軽に情報を集められる反面、細かい条件が見落す可能性があります。
実際に気になる式場に足を運び、スタッフとの打ち合わせをするのが大事ですね
オンラインを活用すると時間の節約になりますが、最終的には人とのコミュニケーションも大切にしましょう。
下見やブライダルフェアでの直接確認
見積もりの精度を上げるためには、実際に式場を訪れ、ブライダルフェアや下見を行いましょう。
オンラインや書面ではわからない会場の雰囲気やサービスの質を、直接体感できます。
- ブライダルフェアで模擬挙式や料理の試食を体験
- 会場装飾や設備を実際に確認する
- 下見の際にスタッフと具体的な打ち合わせを行う
- 予算や希望に合った提案を直接相談する
例えば、料理のコースを選ぶ際には実際に試食をして味を確かめたり、装飾のサンプルを見て具体的なイメージを膨らませるのが大切です。
ブライダルフェアでは式場のキャンペーンや割引が提供されることも多く、予算を抑えるためにも見逃せないイベントです
見積もり取得の際は、実際の体験を通じて判断材料を集め、信頼できる式場を選びましょう。
結婚式の見積もりで注意すべき3つの項目
結婚式の見積もりにおいて、注意すべきポイントは複数あります。
確認しておきたい事項は以下のとおりです。
上記の要素を確認すると、結婚式の予算が想定以上に膨らむのを防げます。
持ち込み料やキャンセル料の確認
結婚式の見積もりでまず注意すべき項目の1つは、持ち込み料やキャンセル料です。
持ち込み料金は気になります
式場が提供するプランに含まれないアイテムを持ち込む際には、持ち込み料が発生します。
日程変更やキャンセル時の料金も契約内容により大きく異なります。
以下の点を必ず確認しておきましょう。
- 衣装や装飾品などの持ち込み料
- 式当日が近づいた際のキャンセル料の金額
- 日程変更の手数料やペナルティ
- 外部業者の利用制限や条件
ドレスやタキシードなどを外部のショップからレンタルする場合、式場によっては持ち込み料が数万円かかります。
ウエディングケーキや装飾品を自分たちで用意したい場合も、事前に持ち込みの可否と料金を確認するのが大切です。
キャンセル料に関しては、日程が近づくほど金額が増加する傾向があります。結婚式の準備は長期にわたるため、予定が変更になるリスクも考慮しておきましょう。
契約前に持ち込み料やキャンセル料の詳細を把握し、想定外の出費を避けるのが大切です。
プランに含まれる内容の詳細
プランに含まれる内容をしっかりと確認するのが重要です。
プランにどのような項目が含まれているのか、オプション料金が発生する部分はどこかを明確に把握しておく必要があります。
以下の点を確認してください。
- 料理やドリンクの内容やランク
- 衣装や小物の種類や数
- 挙式当日の司会進行や演出の範囲
- 写真・ビデオ撮影の範囲と編集内容
料理はランクアップが、ドレスやタキシードは追加料金を支払わないと希望のものにできない場合があるわ
プランの内容をしっかり理解し、どこに追加費用がかかるのかを把握しましょう。
予算の範囲内で満足のいく結婚式を実現できます。
シーズンや曜日による価格変動
結婚式の費用は、挙式を行うシーズンや曜日によって大きく変わることがあります。
春や秋の人気シーズン、土曜日など、需要の高い日程は価格が高くなる傾向があります
価格変動を考慮する際、以下の点を確認しましょう。
- シーズンオフ(夏や冬)の料金プラン
- 平日割引や仏滅割引の有無
- 式場が実施する季節限定のキャンペーン
- ゲストの予定や移動手段を考慮した日程選び
夏の暑い時期や冬の寒い時期はオフシーズンとして割引が適用されるケースがあります。
さらに、平日に結婚式を行うと、通常よりも割引を受けられます。
安くなる時期、時間も検討してみよう
シーズンや曜日に応じた料金設定を把握し、自分たちの予算やゲストの都合に合わせて最適な日程を選びましょう。
見積もりを抑えるための予算管理のコツ
結婚式の見積もりを抑えるには、予算管理が重要です。
予算管理のコツは以下のとおりです。
コツを実践すると、予算を無理なく管理しながら、素敵な結婚式を実現できるわよ
優先順位を決める
結婚式の予算を抑えるには、どの部分に重点を置くか、優先順位を決めましょう。
料理やドレスにこだわりたい場合は、装飾や演出の費用を削るなど、バランスを取りながら進められます。
優先順位を決める際には、以下のポイントを考慮しましょう。
例えば、「ゲストに楽しんでもらうことを優先する」カップルの場合、料理やドリンクの質を高めるために、演出や装飾の一部を簡素にするのも考えられます。
一方で、自分たちの思い出を残すために、写真や映像にこだわりたい場合は、他の部分で節約する方法を探すのが大切です。
優先順位を明確にすることで、無駄な出費を抑えながら、理想の結婚式を実現できますよ
割引やキャンペーンを活用
式場やプランによっては、期間限定の割引やキャンペーンが用意されています。
うまく活用すると費用を大幅に抑えられます。
シーズンオフや平日挙式の場合は、割引率が高くなることがありますよ
春や秋の人気シーズンに比べて、夏や冬のシーズンオフでは割引が適用されることが多いです。
式場のブライダルフェアに参加することで、割引プランやお得なキャンペーンを知れるので、ぜひ活用しましょう。
仏滅の日に結婚式を挙げると、通常よりも大幅な割引が適用されることもあります。
日程にこだわらないカップルにはおすすめです。
ブライダルフェアにしっかりと参加してから決めよう
割引やキャンペーンを活用すると、無理のない予算で素敵な結婚式を挙げられます。
不要なオプションをカット
結婚式の見積もりを抑えるためのもう1つのコツは、不要なオプションのカットです。
結婚式のプランには、不要なオプションが含まれていることがよくあります。
すべてを盛り込む必要はないため、自分たちの希望や予算に合わせてオプションを見直しましょう。
以下のオプションは見直し対象となることが多いです。
- 装花や装飾のグレードアップ
- 余興や演出のオプション
- 写真・ビデオ撮影の追加プラン
- テーブルクロスや席札のカスタマイズ
不要なものも入ってるの?しっかりと確認しなきゃ
装花のグレードアップは見栄えを良くしますが、高額になる場合があります。
シンプルな装飾でも十分美しい演出ができれば、コストを削減できます。
余興や演出の追加オプションは1度見直してみましょう。
基本的な演出が含まれていることが多いため、必要以上に盛り込むことは避けたほうが良いです。
オプションをカットすると、無駄な出費を抑えられます。
見積もりで見逃しがちな隠れ費用とは
結婚式の見積もりでは、予想外の隠れ費用が発生することがあります。
最初の見積もりでは表示されていないものの、後から請求されるケースも少なくありません。
すべての費用を事前に把握しておくのが、予算オーバーを防ぐ鍵となります。
以下、参考にしてください。
隠れ費用について事前に確認すると、予算内に収める準備ができますよ
衣装の追加料金
結婚式の衣装は、プランに含まれていることが多いですが、追加料金が発生する可能性が高いです。
ドレスやタキシードのグレードアップや、衣装チェンジを希望する場合には別途費用がかかります。
スタッフに以下のポイントを確認しておくと良いです。
- プランに含まれる衣装の種類とランク
- グレードアップにかかる追加費用
- 衣装チェンジに伴う追加料金
- アクセサリーや小物のレンタル費用
プラン内のドレスが気に入らないわ
上記の花嫁の場合、追加料金を支払ってグレードアップしなければなりません。
1着あたり数万円以上の追加料金がかかる場合もあるため、予算内でしっかり検討しましょう。
式の途中でお色直しを行う場合、2着目のドレスやタキシードのレンタル費用も別途発生します。
事前に衣装にかかる全体的な費用を確認し、予算に見合った選択を心がけましょう。
演出や装飾の追加費用
結婚式の演出や装飾に関しても、追加オプションには注意が必要です。
ゲストを驚かせるような派手な演出や、装飾のカスタマイズを希望する場合には、追加費用が発生します。
以下の点を確認すると、隠れた追加費用を防げます。
- プランに含まれる標準的な装飾の内容
- 特別な演出(花火やライブ演奏など)の費用
- 会場のカスタマイズに伴う追加料金
- 照明や音響のアップグレード料金リスト
会場内の照明を特別なカラーに変更したり、花火やスモークを使用した演出を希望する場合、数万〜数十万円の追加料金がかかることがあります。
装飾に関しても、標準プランではシンプルなものが多いため、より華やかにしたい場合にはアップグレードが必要です
演出や装飾の追加費用を事前に確認し、予算内に収めるための工夫をしておきましょう。
写真・動画の編集費
結婚式当日の写真や動画の撮影は、ほとんどのカップルが希望するオプションです。
ただし、編集費用については見積もりに含まれていない場合があります。
撮影した映像を編集し、結婚式のダイジェストムービーやアルバムを作成する際には、追加料金が発生します。
- ダイジェストムービーの編集料金
- アルバムの作成費用
- 映像のカスタマイズやナレーション追加費用
- 映像データの保存形式に伴う追加料金
基本的な撮影費用だけでは、結婚式当日の映像を編集するサービスが含まれていない場合があります。
後からダイジェストムービーを作成する場合、数万〜十数万円の追加費用がかかることもあります。
アルバムの作成においても、写真の選別やデザインに応じて追加料金が発生することがありますので、事前に確認しましょう。
写真や映像の仕上がりを重視するカップルは、編集費用も含めて見積もりを確認だね
成功する結婚式見積もりの交渉術
結婚式の見積もり交渉は、うまく進めると予算を大幅に抑えられます。
以下を参考にしてください。
値引き交渉のタイミング
値引き交渉を成功させるためには、タイミングが重要です。
結婚式の見積もりが出た直後ではなく、最終的なプランが決定する直前が最も効果的な交渉タイミングです。
以下のタイミングで値引き交渉を行いましょう。
- 最終的な見積もりが出た後
- 複数の式場から見積もりを取得した後
- シーズンオフや平日挙式を提案した際
- ブライダルフェアやキャンペーン期間中
複数の式場で見積もりを比較した後、他の式場で安い見積もりを提示された場合、安い見積もりを交渉材料にして現在の式場での値引きを引き出せます
シーズンオフや平日挙式を希望すると、式場側も割引を提示しやすくなります。
交渉のタイミングを見極めて、効果的に値引きを引き出しましょう。
特典を引き出す
値引き交渉が難しい場合でも、特典を引き出すと実質的なコスト削減が可能です。
以下の特典を交渉してみてください。
- テーブル装飾や装花のグレードアップ
- ウェルカムドリンクや乾杯酒の無料提供
- 写真や映像の撮影時間の延長
- ゲストへのお土産や記念品の追加サービス
テーブルの装花や装飾のグレードアップは式場側にとってもコストが低く、無料で提供されやすいオプションです。
ウェルカムドリンクや乾杯酒など、ゲストに提供するサービスも交渉次第では特典になります。
他にも、写真撮影やビデオ撮影の時間延長を交渉して、記念となる映像を多く残せるかもしれません。
交渉を通じて、結婚式の満足度を高めつつ、費用を抑えられます。
支払い条件の交渉
見積もりに関して支払い条件の交渉も重要です。
一括払いが一般的ですが、分割払いに応じてもらえる場合もあります。
挙式後に支払えるプランがあると、負担が軽くなります。
支払い条件を確認し、以下のポイントを順番に交渉してみましょう。
式の準備にかかる支払いを分割払いにしてもらうと、結婚式前後の支出を分散させられます。
キャンセル料や仮予約の際の内金に関しても、条件を交渉すると安心して式の準備が進められます。
支払いに関する条件は、式場によって異なるため、最初に確認しながら交渉してみてください。
タイミングを見極めて、粘り強く交渉するのが大切なのですね。
まとめ
結婚式の見積もりで注意すべき点とコスト削減のコツについて紹介しました!
- 持ち込み料やキャンセル料の確認
- 優先順位を決める予算管理のコツ
- 隠れ費用や交渉ポイント
結婚式の見積もりでは、持ち込み料やキャンセル料をしっかり確認するのが大切です。
優先順位を決めると、予算内で無駄を抑えられます。
見逃しがちな衣装や装飾などの隠れ費用を事前にチェックし、交渉術を駆使するとお得に準備が進められます。
注意点をしっかりと確認して交渉しましょう。
しっかりと計画を立てて、素敵な結婚式を実現してください。