「身内だけで結婚式を挙げたカップルの経験談が知りたい」
「親族だけの結婚式を後悔なく成功させたい」
「身内だけの結婚式の費用について知りたい」
身内だけの結婚式について解説していきます。
結婚式場で集客担当をしていた私は、結婚式はグアムにて家族婚で行いました。
私の経験談と結婚式の有識者としての経験の2つを合わせて説明していきます。
身内だけの結婚式で後悔するパターンは、「友人を呼べなかったこと」や「盛り上がらなかった」ことが多く上がります。
しかし、これは事前の準備だったり、柔軟な発想で問題なくカバーできます。
この記事を読めば、後悔しない家族婚が叶います。
- 経験者だから分かる身内だけの結婚式で後悔したケースと解決策
- 経験者目線で紹介!身内だけの結婚式で良かったこと
- 親族だけの結婚式に向いている人
- 家族婚を行う上での注意点
- 成功に近づく、結婚式場検索サイトでの予約方法
ハシもと
結婚式場の探し方運営者
- 広告、広報、WEB担当として結婚式場の集客、マーケティング等を担当。
- ゼクシィやマイナビウエディングなどの結婚式場検索サイトを3つの結婚式場で運用。
- 退職後は家業を手伝いながら、引き続き結婚式場のWEB制作や、集客の仕事を請け負っている
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身内だけでの結婚式で後悔したケース
身内だけの結婚式で後悔するケースは概ね、下記の3つがあります。
- 親しい友人を招待できなかった
- 特別な日なのに親族だけなので盛り上がらなかった
- 規模が小さくて地味になってしまった
いずれのケースも事前の準備や工夫で簡単に解決します。
それでは解説していきましょう。
親しい友人を招待できなかった
家族婚という選択をして、学生時代から仲の良い友人を呼ばなかったことに後悔しています。
今は大切な友人とこの特別な日を共有したかったと思っています。
この問題の解決策は、家族婚であっても友人を数人招待するという方法です。
親族のみではなく、少人数ウエディングという選択肢もあるからです。
友人、知人を呼ぶ披露宴が現実的でなければ、親族に了承を得て友人を招待すると良いでしょう。
私の家族婚でも、友人が列席しました。
結婚式はお二人の幸せを最優先に考え、望む形で行うことが大切です。
後悔を避けるためにも、伝統に囚われずに、お二人にとって意味のある形で行いましょう。
特別な日なのに親族だけなので盛り上がらなかった
親族だけの食事会のような披露宴になったので、全く盛り上がらず後悔しています。
友人を数人招待し、簡単ながらも心に残る演出を取り入れることを検討してみましょう。
友人たちと共に楽しめる小さなサプライズやアクティビティは、親族だけの式に全員が楽しめる雰囲気を作り出すことができます。
招待する親族の中に子供がいる場合は、子供向けのゲームなどを設けることで、結婚式に明るく楽しい雰囲気を加えることが可能です。
上記の工夫により、結婚式全体がより親しみやすく、記憶に残るものになります。
結婚式は新郎新婦の幸せを祝う日であり、式のスタイルはお二人の個性や好みによって異なります。
親族だけを招待する家族婚であっても、少しの工夫で盛り上がりを作ることができます。
大切なのは、全ての出席者がその日を心から楽しめるようにすることです。
規模が小さくて地味になってしまった
家族のみの少人数での食事会だったので、地味な結婚式になってしまった。
装飾や料理を結婚式場の標準的な提案に沿って進めて、オリジナリティを出さなかったので少し後悔しています。
少人数であるからこそ、装飾や料理にお金をかけましょう。
少人数の結婚式は、一人ひとりに対する配慮が行き届きやすく、細部に特別感を加えるのには絶好の機会です。
- 通常の結婚式よりも質の高いお花を選ぶ
- テーブルごとに異なるアレンジメントにする
- 照明やテーブルクロス、椅子のカバーなどの小物にもこだわりを持つ
- 料理のグレードを上げる
- シェフによる料理のライブ演出
少人数だからこそできるお金のかけ方を工夫し、結婚式を華やかで記憶に残るものに変えることが可能です。
大切なのは、新郎新婦とゲストがその日を心から楽しむことです
身内だけの結婚式で良かったこと
親族のみの結婚式で良かったというメリットはかなり大きなものがあります。
- 結婚式の準備が楽になる
- アットホームな雰囲気になる
- 細かいところまで気配りができる
- 平日など日取りの幅が広がる
仕事でお忙しいお二人やおもてなしに力を入れたいカップルには、家族婚はピッタリです。
結婚式の準備が楽になる
出席人数が少なくなった結果、準備が格段に楽になります。
仕事で忙しいお二人はうれしいですね。
- 招待状の削減
- 引き出物の手配
- 席次の決定
- 演出の調整
- ウエディングプランナーとのコミュニケーション
- 持ち込みするものの手配
結婚式の準備が効率的になれば、ゲストとより質の高い時間を過ごすための計画を立てることができます。
さらに、結婚式以外の新婚生活の準備にも力が入れられるので、嬉しいですね。
アットホームな雰囲気になる
家族婚を選択することで、アットホームな雰囲気の結婚式になります。
生活を共にしてきた家族が中心となることで、新郎新婦もゲストも気兼ねなく過ごせる環境が生まれるからです。
家族婚では、堅苦しい形式に縛られることなく、新郎新婦の素を見せることができます。
結婚式の進行を家族の個性や趣味を反映したオリジナルなものにすることが可能で、アットホームな雰囲気を作り出しことができます。
お二人の結婚式がただの儀式ではなく、新たなスタートを切るための温かな集まりになるでしょう。
細かいところまで気配りができる
細部にわたるおもてなしを行うことができます。
なぜなら単純に出席者の人数が少なくなるため、新郎新婦自身が式の中で動きやすくなるからです。
さらに一人ひとりに対して、それぞれの好みや性格を考慮したおもてなしが可能になります。
親族だけを招待した場合、新郎新婦は長い間を共に過ごしてきた経験があります。
例えば、料理の選択においては、ゲスト一人ひとりの好みを考慮に入れたメニューを用意することができます。また座席の配置に際しても、会話が弾むような配慮をすることができますね。
各人の好みや性格、さらには特定の食事制限やアレルギーに至るまで、細かい部分を把握していることが多く、これがおもてなしの質を高めることになります。
さらに新郎新婦が直接ゲストと交流する時間も増え、ゲスト一人ひとりに対して心からの感謝の気持ちを伝える機会が増えるでしょう。
平日など日取りの幅が広がる
身内だけの結婚式を選択すると、式を平日に行うという選択肢が出てきます。
この理由としては、友人や知人の場合、仕事との兼ね合いで土日にしか出席できない人が多いという事情があります。
しかし、親族に関しては、平日でも休んで出席してくれる傾向にあります。
これは、親族であれば仕事を休みやすい、または特別な日のために時間を作りやすいという背景があるためです。
平日の結婚式がもたらすメリットは多岐にわたります。
- 結婚式場やその他のサービスの予約が取りやすくなる
- 土日に比べて費用が割安になる
- 貸切になる可能性がある
身内だけの結婚式を平日に行うという選択は、新郎新婦にとってはとても魅力的な選択肢になります。
親族での結婚式を行なったDDの例
私、DDは2013年4月にグアムで少人数の結婚式を行いました。
その時のことを参考にお話しします。
親族のみだったが友人も呼んだ
グアムでの結婚式だったので、当初は身内のみでと考えていましたが、妻の要望で友人1名も呼びました。
- 両親
- 祖父母
- 弟夫婦
- 両親
- おば
- 友人1名
新郎新婦も合わせて12名。
費用はご祝儀を辞退する代わりに旅費を一部負担してもらいました。
結婚式について
最終打ち合わせ。
ドレスは日本で希望のものを選んでおり、現地で再度試着しました。
教会で挙式。
挙式後は庭園で写真撮影。
ホテルに戻って食事会。
簡単なケーキカットで終了。
結婚式後は2日ほど滞在して、家族で観光しました。
親族のみの結婚式を選択して良かったこと
私の場合はグアムというリゾート挙式も絡めてのものでしたが、家族婚を選んで良かったことは以下になります。
両家で観光したり、毎食食事をしたり、アクティビティを楽しみました。
結果、10年経った今でも交流があり、良好な関係を維持しています。
私以外の親族はこの結婚式が初海外でしたので、とても思い出に残りました。
二人の時間も取ってもらい、二人で観光に出掛けたり、両家家族全員で出掛けたりと、色々なパターンの旅行を兼ねました。
今でも夫婦や親族間で当時の旅行が話題に挙がっています。
妻からも結婚式に対する不満は聞きませんし、私も思い出に残る選択が出来たので、良かったと思っています。
何より両家で旅行に行くなど、今後の人生で多分ありません。
結婚式は考え方や企画次第で色々な家族の絆や思い出を作ってくれます。
親族のみの結婚式で今一つだったこと
親族のみの結婚式で物足りなかった部分も、もちろんあります。
学生時代の友人からは、「結婚式に呼んでもらえなかった」と冗談のように言われます。
私の結婚式は妻が友人を1人呼んだものの、海外婚だったため、私は呼ばず。
「友人同士で盛り上がるのも良かったかも」と思うこともあります。
グアムだったこともあり、披露宴はお食事を楽しむというものだったので、あまり記憶にありません。
旅行の思い出が強いということもありますが、もう少し工夫すれば良かったと思います。
身内だけの結婚式と大人数の披露宴との違い
身内だけの結婚式と大人数の通常の披露宴の違いを理解していないと、後悔の元になります。
家族婚を選択する前に違いをしっかりと理解して、トラブルを防ぎましょう。
- 結婚式全体の構成
- 結婚式の準備
- 結婚式当日の緊張感
結婚式全体の構成
身内だけの結婚式では、派手な入場や余興、演出を採用するカップルは少なく、その代わりに食事会の要素が強くなります。
なぜなら少人数の結婚式は、家族の絆を深めることを重視するため、ゲスト同士の会話や共に過ごす時間の質が求めるからです。
少人数婚の新郎新婦は結婚式全体を通じてゲスト一人ひとりと交流します。
ゆったりとした時間を共有することで、家族の歴史や思い出について語り合ったり、新郎新婦の未来に対する願いや期待を共有する貴重な機会となるからです。
家族としての結びつきをより一層強固なものにすることができるでしょう。
結婚式の準備
家族婚を選択すると、結婚式の準備を大幅に簡略化し、事前の負担を軽減することができます。
全体の構成がシンプルになるため、やることや準備に必要なもの数が減るからです。
繰り返しになりますが、具体的には以下となります。
- 招待状の削減
- 引き出物の手配
- 席次の決定
- 演出の調整
- ウエディングプランナーとのコミュニケーション
- 持ち込みするものの手配
結婚式の準備期間中も日常生活を楽しむ余裕が生まれ、ストレスも軽減されますね。
家族婚は、結婚式の準備をよりシンプルで楽しいものにしてくれます。
必要なものが少なくなり、打ち合わせの時間が減ることで、お二人は家族との絆を深めることに集中することができるでしょう。
結婚式当日の緊張感
親族のみを招待する結婚式では、新郎新婦が緊張することはほとんどありません。
その主な理由は、普段から一緒に生活している家族が中心となるため、結婚式を通常の日常生活の延長として捉えることができるからです。
例えば親族のみの結婚式では、以下のことが省略されることが多いです。
- 高砂に座る伝統的なスタイル
- 凝った演出
シンプルさが、新郎新婦のプレッシャーを軽減し、ゲストとして出席する家族もリラックスして式に参加することができます。
親族のみの結婚式は、普段から共に生活する家族が中心となるため、新郎新婦が緊張することなく自然体で過ごせます。
普段の生活感をそのままに、家族との絆を深めることができるのです。
身内だけの結婚式に向いている人
親族のみの結婚式が向いている人が増えています。
特に新郎新婦ともに当てはまる場合は、無理をして通常の披露宴を行うよりは、家族婚を検討してみてはいかがでしょうか。
- 目立つことが嫌いな人
- ゲストをあまり呼びたくない人
- 家族の仲が良い人
- 両家の絆を深めたい人
目立つことが嫌いな人
目立つことが苦手な人にとって、身内だけを招待する小規模な結婚式は理想的な選択肢となるでしょう。
- 少人数の結婚式では、高砂に座るなどの伝統的な演出や、大勢のゲストの前で主役になるようなシチュエーションが少なくなる
- 大規模な結婚式に見られるような派手な演出や余興よりも、ゲストへの感謝を伝え、おもてなしをすることに重点を置くから
そのため、お二人は大人数の注目を集めることなく、よりリラックスした状態で結婚式を楽しむことができるのです。
目立つことが嫌いな人にとって、身内だけの結婚式の落ち着いた雰囲気と親密なおもてなしは、まさに理想的な環境と言えるでしょう。
ゲストをあまり呼びたくない人
結婚式にゲストを招待したくないと考えているお二人にとって、家族婚は理想的な選択肢となり得ます。
結婚式を全く行わない、あるいはフォトウエディングのように写真撮影のみに留めるという方法も存在します。
しかし結婚式を行いたいという願望がある場合は、家族婚が良いでしょう。
- 準備の負担
- 結婚式費用の総額
- ご祝儀の額
準備の負担や費用が減りますが、頂けるご祝儀の額も人数が減るので注意が必要です。
身内だけの結婚式では、新郎新婦は親しい家族と共に、リラックスした雰囲気の中で行うことができます。
家族としての絆を深めるとともに、互いの未来に対する期待や夢を共有することができるでしょう。
家族の仲が良い人
家族の仲が良い人にとって、親族のみを招待する家族婚は、ベストの選択でしょう。
なぜなら家族婚は家族への感謝を伝え、絆をさらに深める機会だからです。
日頃から親密な関係を大切にしている家庭では、このような結婚式が家族間のつながりを再認識する機会となります。
家族間で共有する特別な思い出や経験に基づいたオリジナルな演出を取り入れやすい点でも魅力的です。
家族の歴史や文化、共通の趣味を取り入れた式の内容は、ゲスト全員にとって意味深く、記憶に残りやすいものとなります。
両家の絆を深めたい人
両家の家族の絆を深めたいお二人には、身内だけを招待する結婚式が良いでしょう。
家族婚の大きな利点は、親族のみがゲストとして招待されるため、両家の家族間の距離が近くなることです。
結婚式に、新郎と新婦の両家族が一堂に会し、お互いをより深く知る機会を持つことは、今後の関係構築において非常に価値があります。
両親がゲストの友人や知人に挨拶を回る必要がなくなり、両親や親族がお互いに交流し、絆を深めるための時間を有効に活用できるから。
身内だけの結婚式は、両家の親族が共に過ごす時間を重視し、それぞれの家族の歴史や文化、価値観を共有する絶好の機会となります。
身内だけの結婚式の流れ
親族のみで行う結婚式は、中身はオリジナリティが出やすいですが、進行はパターン化する可能性が高いです。
通常の結婚式と同じように記念撮影を行います。
料理をゆっくりと楽しみます。
ビュッフェではなく、コース料理を落ち着いた雰囲気の中で食べることになります。
終盤にケーキカットや手紙を読むなどの簡単な演出が入ります
演出がない分、食事の時間が長くなる傾向があるので、ゆっくりと会話が楽しめます
身内だけの結婚式の注意点
身内だけの結婚式で後悔しないためには、以下の注意点を理解しておく必要があります。
- 総額費用と自己負担額を理解しよう
- 根回しや確認を入念に
- 結婚式に必要なものの取捨選択をキッチリ
成功のコツになりますので、しっかり確認しましょう。
総額費用と自己負担額を理解しよう
結婚式を計画する際には、総額費用と自己負担額の理解が重要です。
身内だけの結婚式を考えている場合、人数が少ないため結婚式の費用を削減できると考えがちですが、直接的に自己負担額の減少につながるわけではありません。もらえるご祝儀の額も減る可能性があるので、自己負担額が必ずしも減るわけではないのです。
この点を理解するためには、結婚式の費用構成とご祝儀制と会費制の特徴を理解する必要があります。
ご祝儀総額
※出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2023調べ
一人当たりのご祝儀額
※出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2023調べ
一般的に、親族からのご祝儀の額は友人や知人と比べて高めに設定されることが多いですが、子供の出席者が多いとそうはいきません。
子供からご祝儀をもらうのは現実的ではないため、出席人数に対するご祝儀のもらえる額が減ることになります。
会費制を採用した場合は、ご祝儀そのものがなくなります。
自己負担額が想定以上に高くなる可能性がある点には特に注意が必要です。
結婚式を計画する際には、単に総費用を抑えることだけでなく、実際に自己負担する額についても明確に把握し、計画を立てることが重要です。
- 結婚式のスタイル
- 結婚式の規模
- ゲストの構成
- ご祝儀制or会費制
両親に負担をお願いするカップルもいます。
事前にしっかりと話し合いましょう。
身内だけの結婚式を検討している場合でも、全体の費用構成とご祝儀や会費制度についての詳細を把握しましょう。
人数が少ないから安くなるという安易な考えでいると、損をしてしまう可能性があります。
根回しや確認を入念に
親族のみを招待する結婚式では、身内間での十分なコミュニケーションが不可欠です。
結婚式に関する細かい確認や根回しを怠ると、思わぬトラブルにつながる可能性があります。
特に結婚式の日取りの選定には注意が必要です。
例えば、平日に結婚式を計画する場合は「親族だから大丈夫」という油断はせず、事前にしっかりとした確認を行いましょう。
親族だからといって、全員が自由に時間を確保できるわけではありません。
- 仕事
- 学校
- その他の個人的な予定
友人や知人と同様に、様々な事情を考慮する必要があります。
親族のみの結婚式をスムーズに進行させるために、式の規模や内容、日程などについて、事前に親族との間でしっかりと話し合いましょう。
事前に確認を行うことで、親族間の誤解や不満を防ぐことにもつながります。
親族のみの結婚式は、このような配慮をすることで、家族の絆を深めることができます。
結婚式に必要なものの取捨選択をキッチリ
身内だけの結婚式は、式のミニマム化によって、コストパフォーマンスを上げることができます。
理由としては、ゲストリストが親族に限定されるため、結婚式における過剰な装飾や余分なアイテムを省略しても問題がないという点にあります。
不必要な要素を削減することで、経済的な負担を軽減しつつ、より重要と考える部分にお金をかけることができます。
- 料理
- ドレス
- 引き出物
- 撮影(写真、動画)
さらに、親族との絆を深めるという目的により集中することができます。
式当日は、交流や会話により多くの時間を割くことが可能になり、結婚式を通じて家族間の関係をより強固なものにすることができるでしょう。
余計な要素を断捨離することで、限られた予算の中でも自分たちの満足度を最大化することが可能になります。
身内だけの結婚式オススメの予約方法
親族のみの少人数の結婚式となると、通常の結婚式場は予約できるところが限られてきます。
しかし、少人数だからこそ受け入れてくれるレストランなどもあるので、結婚式場探しが難しいところです。
ここでは、家族婚を選択したお二人のためにオススメの予約方法を紹介します。
- ゼクシィ相談カウンター
- トキハナ
ゼクシィ相談カウンター
ゼクシィ相談カウンターは株式会社リクルートが運営する「結婚式相談カウンター」です。
全国30都道府県にある店舗型カウンターと、自宅でのオンライン相談が可能で、理想の結婚式場を無料で探すことができます。
雑誌「ゼクシィ」やゼクシィのサイトと連動しており、情報の量と質、対応エリアは他の相談カウンターの追随を許しません。
なぜ、家族婚や少人数婚の相談がオススメかというと、理由は下記となります。
- 提携式場数が多い
- 取扱い件数が多く、過去の事例を参考にできる
- 海外挙式の相談ができる
ゼクシィ相談カウンターは、日本全国47都道府県で2,400もの結婚式場を紹介することが可能です。
多数の選択肢の中からお二人の希望に合った結婚式場をピックアップしてくれます。
家族婚をはじめとした少人数婚は、出席人数が少ないため、式場側の売上が減る可能性があります。そのため使用させてくれる会場が限定されるケースがあります。
このデメリットを解消するために、豊富な選択肢から選ぶのがオススメです。
また提携する結婚式場が多いので、隠れた穴場の式場を見つけることができる可能性があります。
特に少人数婚を専門にやっている式場がゼクシィだけの取扱いという場合もあります。
ゼクシィ相談カウンターは全国に30店舗、オンライン相談も可能なため、他の結婚式相談カウンターと比べて、取扱件数が圧倒的です。
情報の少ない家族婚や少人数婚は、過去事例が多く、全国に営業担当から常に最新情報が入るゼクシィの情報が頼りになります。
加えて、幅広い専門知識を有し、経験豊富なアドバイザーの提案は、お二人にとって必ずプラスになります。
見積もりや結婚式費用などのカップルが苦手とする部分も、過去事例と照らし合わせて最適なサポートをしてくれます。
少人数婚で視野に入るのが海外挙式です。
ゼクシィ相談カウンターならば、この難しい相談も可能になります。
海外挙式は現地の情報が手に入りづらく、探すのが難しいです。
海外挙式を検討しているお二人は、一度ゼクシィ相談カウンターに相談することをオススメします。
ゼクシィでは海外ウエディングの情報を豊富に取り扱っています。
- ゼクシィのサイトの海外挙式専用ページがある
- 雑誌「ゼクシィ海外ウエディング」がある
主要の旅行会社とも提携しており、ゼクシィ相談カウンターは、お二人にピッタリな海外ウエディングを提案してくれます。
またゼクシィ相談カウンターだからこそできる国内と海外の同時検討も可能です。
トキハナ
トキハナはとにかく安心して結婚式場探しができる結婚式場検索サイトです。
- 花ヨメ満足保証付
- 気軽に相談できるLINE無料サポート
「花嫁の不安をトキハナツ式場さがし」がコンセプトで、お二人に寄り添ったサービスを提供してくれます。
トキハナは、ほかの結婚式検索サイトのようなキャンペーンはやっていません。
しかしお二人が安心してブライダルフェアに参加できるように、結婚式場と独自の提携を結んでいます。
カップルが納得できる結婚式場をじっくりと探せるようにするためです。
- トキハナと結婚式場との独自契約により最低価格保証があり、即決を条件にした特典で契約を迫られる心配がない
- 持ち込み自由の式場数No. 1
- 強引な営業を行う結婚式場は掲載されていません
特に契約を得るために強引な営業や即決を条件とした営業をかけてくる結婚式場は掲載されていません。
通常で探すと、売上の上がらないゲストの人数の少ない家族婚なので、悪い条件で契約を結ばされる可能性があるので注意が必要
トキハナであれば、安心して結婚式場を探すことができるのでオススメです。
心強いのがLINEで気軽に相談できる体制です。
- 夜22時まで相談可能
- アドバイザーが元ウエディングプランナー
- 見学前と見学後に見積もりのチェック
トキハナは相談カウンターはありませんが、LINEやオンライン相談のサービスに長けています。
気になることがあれば夜22時まで業界を熟知した元ウエディングプランナーが疑問に答えてくれます。
複雑な見積もりも見学前と見学後にチェックしてくれるからとても安心です。
少人数婚は見積もりは、必要なものの取捨選択があるため分かりづらいので、予期せぬものが入ってたりするので注意が必要です。
アドバイザーは身内だけの結婚式にも知見があるので、お二人にピッタリな提案が受けられるので、とても頼りになります。
仕事で忙しい方や、とにかく結婚式場探しに不安がある方にオススメです。
身内だけの結婚式その後(DDの例)
私は、親族のみの結婚式を挙げて10年が経過しました。
今、振り返っての家族婚の感想です。
後悔しない決断をするための参考にしてください。
ゲストをたくさん呼びたかったという不満はなし
10年が経過した今でも、私たちの結婚式に関する不満はどちらからも出ていません。
その理由は、結婚式に関するすべての決定を二人で話し合ったからです。
私たちの結婚式は、単なる一日のイベントではなく、絆を深め、家族間の関係を強化する機会となりました。
家族婚を選んだことで、自分たちにとって本当に意味のある式を実現することができ、その記憶は今でも私たちの心に深く刻まれています。
新郎の親族、新婦の親族が仲良くなった
身内だけの結婚式は、新郎新婦の親族間で新たな交流を生み出す絶好の機会となりました。
結婚式旅行の期間中、毎食をみんなで一緒に過ごすなど、行動をともにすることが多かったからです。
例えば、結婚式が終わった後も、お祝い事や贈り物のやり取りは続いています。
遠く離れた場所に住んでいるため、頻繁に会うことは難しいですが、お互いへの感謝の気持ちを継続的に伝えています。
身内だけの結婚式は、新郎新婦の親族が互いに深く結びつく契機となりました。
経済的な負担が減った
私のケースは通常の結婚式を行うよりも経済的な負担が減りました。
※金額は当時(2013年)の想定です。
総額400万円-ご祝儀240万円(3万円×80人)=自己負担額160万円+新婚旅行の費用
約100万円
両家の両親から援助が入り、現地で使ったお金も合わせてだいたい100万円ぐらいで収まっています。
節約できた要因として以下が挙げられます。
- 親族のみの結婚式にしたこと
- 両家の両親からの援助を受けたこと
- 親族にはご祝儀を辞退し、旅費を負担してもらったこと
- 新婚旅行を兼ねて海外を選択したこと
親族のみの結婚式で必ず安くなる訳ではありませんが、工夫次第でお得な結婚式を挙げることができます。
とても思い出になった
親族のみの結婚式は、今でも思い出として残っています。
もちろん海外というプラスアルファはありますが、お盆やお正月で親族で集まると必ず結婚式の話題になります。
親族間の交流が密だったため、私たちもそうですが、必ず当時のことを思い出します。
結果、親族のみの結婚式という選択は良かったと思っています。
まとめ
身内だけの結婚式について解説しました。
私の場合は「海外」というプラスアルファの部分もありましたが、後悔はなく良い思い出として残っています。
メリット、デメリットを理解した上で事前準備をしっかりとすれば、家族婚はとても良い選択になります。
- 身内だけの結婚式でも事前に了解を得て親しい友人を招待すれば、結婚式も盛り上がり後悔しない
- 家族婚を選択すると準備が楽になり、お二人が細かいところまで気配りできる上、日取りの幅も広がる
- 親族のみの結婚式を失敗しないためには、総額費用を自己負担額をしっかりと理解して費用の勘違いをなくすことと、親族に対し入念な根回しが必要
また少人数の結婚式を成功させるためには、結婚式場の紹介サービスを賢く利用しましょう。
海外での結婚式を含めた結婚式場を探している場合は、ゼクシィ相談カウンターがおすすめです。
LINEで相談できる上、じっくりと確実に結婚式場を探したい場合はトキハナがぴったりです。
後悔しない身内だけの結婚式に関するQ&A
- 身内だけの結婚式で後悔する可能性はありますか?
-
後悔する可能性はあります。
特に「親しい友人を招待できなかった」「特別な日なのに盛り上がらなかった」「規模が小さくて地味になってしまった」といった理由が挙げられますが、事前の準備や工夫で解決可能です。
- 親族だけの結婚式に向いている人はどんな人ですか?
-
親族だけの結婚式に向いている人は、目立つことが苦手な人、ゲストをあまり呼びたくない人、家族の仲が良い人、両家の絆を深めたい人です。
これらの条件に当てはまるカップルは、家族婚を検討すると良いでしょう。
- 身内だけの結婚式を後悔しないためのポイントは何ですか?
-
後悔しないポイントは、親族だけではなく親しい友人の招待も検討すること、装飾や料理にお金をかけることです。
また、費用面の失敗もよくあることなので、総額費用と自己負担額の正確な理解も大切です。