「平日に結婚式を挙げるのは非常識なの?」
「平日婚が成功するコツが知りたい」
「平日婚ができる結婚式場はどうやって探したらいいの?」
平日の結婚式を検討しているお二人に、平日婚について解説していきます。
結婚式場で集客担当をしていた私の経験を元に、説明します。
私のいた式場でも多くのカップルが平日に結婚式を挙げていました
平日の結婚式は、負担のかかるゲストに配慮してフォローをすれば、問題ありません。
むしろ予算が抑えられたり、人気の式場を予約できたりと、理想の結婚式が叶う可能性が高まります。
この記事で分かること
- 平日の結婚式は非常識なのか
- 平日に結婚式を挙げるメリットとデメリット
- 平日に結婚式を挙げるためのポイント
- 理想の平日婚が叶う結婚式場の探し方
- 平日婚を成功させるコツ
この記事を読めば、平日婚への不安が吹き飛び、結婚式への希望が湧いてくるでしょう。
平日の結婚式は非常識なのか
結婚式を平日に挙げることが「非常識」とされるかどうかは、一概には言えません。
日本では、お祝い事は休日に行われることが多く、特に結婚式は人が集まりやすい土日に開催されることが一般的です。
平日の結婚式は必ずしも「おかしい」とは言えませんが、人によっては「非常識」と感じる場合があるでしょう。
お二人が自分たちの特別な日を最大限に楽しむためには、伝統的な観点と現代の多様性をバランスよく考慮することが重要となります。
平日の結婚式に対する社会的認識
平日婚の認知度(2023年)
※出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2023調べ
平日婚の実施状況(2023年)
※出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2023調べ
平日に結婚式を行うカップルもいますが、この選択には注意が必要です。
土日に休むことが一般的な職場の人々や、伝統的な価値観を持つ人々の中には、平日の結婚式を「迷惑」と感じるか、「非常識」と考える人もいるでしょう。
このため、平日の結婚式を計画する際には、ゲストの都合を考慮し十分な配慮と説明が求められます。
平日に結婚式を挙げるメリット
平日の結婚式には、土日祝の結婚式にはないメリットがあります。
特に注目すべき3つの利点は以下となります。
- 土日祝よりも費用が安くなる
- 人気の式場を予約できる可能性が上がる
- 貸切になる可能性がある
平日の結婚式は、「経済的な利点」や「場所の選択肢の広がり」、「プライベートな雰囲気」を望むカップルにとって、魅力的な選択肢となるでしょう。
土日祝よりも費用が安くなる
平日の結婚式には、経済的な面で大きなメリットがあります。
多くの結婚式場は平日に空きが多くなります。
そこで、多くの結婚式場は平日の予約に対して割引や特典を提供しています。
- 料理や飲み物のアップグレード
- 追加の装飾サービス
- 写真撮影の特典
このような割引や特典は、結婚式の費用を大幅に削減することにつながり、予算に制限があるカップルにとっては魅力的です。
式場が提供する特典は、式の全体的な品質を向上させるでしょう。
平日の結婚式は、経済的な利益だけでなく、より豪華な結婚式を挙げられる可能性があります
人気の結婚式場で結婚式を挙げるられる可能性が上がる
通常は人気で予約が取りにくい結婚式場でも、平日であれば日程が取れる可能性があります。
特に人気の高い式場では、週末の予約が数ヶ月先、場合によっては1年以上先まで埋まってしまうことも珍しくありません。
しかし、平日は週末ほどの需要がないため、通常は予約が取りにくい人気の式場でも、挙式日程を獲得しやすくなります。
人気の結婚式場を希望している場合、平日だと予約を取りやすくなります。
貸切になる可能性がある
通常、結婚式は週末に行われることが多く、平日は式場が空いていることが一般的です。
このため、平日の結婚式は、同じ日に他のカップルが予約している可能性が低く、結果として式場を貸切にできるチャンスが高まるでしょう。
また、式場のスタッフやサービスがその日の唯一の結婚式に集中できるため、サービスの質が向上します。
特別なプライベート空間と高品質のサービスで新郎新婦にとって忘れられない経験となるでしょう。
平日に結婚式を挙げるデメリット
平日の結婚式は、デメリットには特に気をつける必要があります。
- 仕事の人は有給を使うことになる
- 出席率が低下する
- ゲストの負担になってしまう
自分たちの特別な日を最大限に楽しむためには、ゲストの利便性や快適性も重要な要素であることを忘れてはなりません。
仕事の人は有給を使うことになる
平日に結婚式を挙げる場合、出席するゲストにとっての大きな課題の一つが、有給休暇の使用です。
結婚式に出席するためには、仕事を休む必要があり、有給休暇を使用しなければいけない可能性が出てきます。
さらに、遠方から参加するゲストにとっては、結婚式当日だけでなく、移動のための追加の休暇が必要になることもあるでしょう。
このように平日の結婚式は、出席するゲストに有給休暇の消費という形で負担がかかるということを意識する必要があります。
例えば、前日に移動し、翌日に帰る必要がある場合、実質的には2日以上の有給休暇を消費することになります
出席率が低下する
平日に結婚式を行う場合、出席率が下がるという課題に直面します。
仕事を優先したい人や、子供を持つ親にとって負担となる可能性があります。
平日の結婚式は、ゲストの出席率が低くなることを予め理解し、計画を立てる際にはこの点を考慮することが重要です。
ゲストの負担になってしまう
平日の結婚式は、参加者にとって追加の負担が発生する可能性があります。
仕事を休んで参列する人は、有給を使うだけでなく、仕事のスケジュールを調整します。
また子育てをしている場合は、その日の子供の世話を他の人に任せるなどのお願いが必要となってくるでしょう。
このような状況は、ゲストにとって追加の負担となり、結婚式への参加を躊躇させる可能性があります。
平日の結婚式を計画する際には、これらの労力を考慮に入れ、ゲストへのサポートや理解を示しましょう
平日に結婚式を挙げるポイント
平日の結婚式を成功させるために、以下のポイントを押さえましょう。
- 平日に結婚式を挙げる理由を明確にする
- 家族や親族の同意を得ておく
- 金曜日の夜などゲストが参加しやすい日時にする
周囲に祝福されるため、ゲストの満足度を挙げるためにも大切なことです。
平日に結婚式を挙げる理由を明確にする
土日祝日に行われる結婚式が一般的な中で、平日に結婚式を挙げる場合、その理由を親族やゲストにきちんと説明しましょう。
例えば具体的な理由がある場合、これを最初に理解してもらうことが、ゲストの満足度に大きく影響します。
- 経済的な理由で費用を節約したい
- 希望する式場が人気で土日が空いていない
特に、伝統的な価値観を持つ親族や、忙しいゲストにとっては、平日に結婚式に出席することは大きな犠牲を伴います。
事前に明確な理由を伝え、理解を求めることで、ゲストが自分たちの時間を使って出席することに対して納得させることが重要です。
家族や親族の同意を得ておく
平日に結婚式を挙げる場合、事前に両親や親族の同意を得ておきましょう。
身近な家族や親族は、結婚式の準備や当日の進行においても、重要な役割を果たします。
例えば、平日の結婚式について「非常識だ」と感じる親族がいた場合、理解を深めてもらうために、両親や親しい親族が間に入って説明を行ったり、なだめてくれたりすることがあるでしょう。
平日の結婚式を計画する際は、まず両親や親族に理解してもらうことから始めることが肝心です。
平日の結婚式がお二人にとってどのような意味を持つのかを丁寧に説明し、支持を得ましょう。
金曜日の夜などゲストが参加しやすい日時にする
ゲストが出席しやすい日程を選ぶことで、デメリットを解消できるでしょう。
特に金曜日の夜は、翌日が休みである可能性が高く、ゲストにとって出席しやすい日程の一つと考えられます。
また、金曜の夜は、仕事終わりに結婚式に参加することも可能です。
これにより、日中に時間を取ることが難しいゲストでも、結婚式に参加しやすくなります。
仕事を終えてからの参加であれば、有給を取る必要もなく、ゲストにとっても参加しやすいタイミングとなります
平日の結婚式にしかできないことをやる
平日の結婚式は予算が土日祝より抑えられたり、貸切になる可能性が高いといったメリットがありました。
わざわざ平日に出席してくれたゲストのためにも、平日にしかできないおもてなしなどを考えて実行するのも良いでしょう。
- 料理やドレスをランクアップする
- 結婚式場が土日祝ではできない演出やテーマを企画してもらう
- 2部制や時間を長くしてもらう
料理やドレスをランクアップする
平日に結婚式を挙げる際、経済的なメリットを活用して、料理やドレスなどのグレードアップを積極的に行うことをおすすめします。
平日の結婚式は、土日や祝日に比べて全体的な費用が割安になることが一般的です。
この減額分を活用して、通常では手が届かない高いグレードの料理やドレスを選ぶことできるでしょう。
- 料理
- ドレス
- 演出
- 装花、装飾
- 写真、ムービー
- ペーパーアイテム
- 引き出物
これにより、結婚式全体の印象をより一層引き立てることができます。
結婚式場が土日祝ではできない演出やテーマを企画してもらう
こだわりの演出やテーマに挑戦することを検討してみると良いでしょう。
平日は結婚式場が貸切になる可能性が高く、通常よりも柔軟なアレンジが可能です。
この状況を利用することで、普段では実現が難しい結婚式を企画することができます。
式場と密接に協力し、オリジナリティのある結婚式を計画することで、ゲストにとっても忘れられない体験を提供することができます。
さらに、平日であれば、式場側も通常のプランにない特別なリクエストに応じやすくなるでしょう。
夢に描いていた特別なテーマや演出を実現してみましょう
2部制ウエディングの導入や時間を長くしてもらう
土日祝日の結婚式では、結婚式場のスケジュールが密になっているため、時間の延長には制限があります。
しかし、平日であれば、他の予約が少ないことから、式場はより柔軟に時間の調整に応じることが可能になるでしょう。
長い時間を確保することで、ゲストとゆっくりと交流したり、通常の結婚式では時間の都合で省略しがちなプログラムを取り入れることも可能です。
このように、平日に式を挙げることで、時間の制約から解放され、より充実した結婚式を実現できるのです。
理想の平日婚が叶う結婚式場の探し方
平日婚を成功させるためには、結婚式場の探し方も大切です。
以下は平日婚を紹介してくれるだけではなく、上記の「平日の結婚式にしかできないことをやる」という条件を叶えてくれる予約媒体となります。
- プラコレウェディング
- ゼクシィ
プラコレウェディング
プラコレウェディングは、見学前に結婚式場プランナーとコミュニケーションを取れるサイトになっています。
簡単な質問に答えるだけです。
届いたプランを評価すると、オリジナルプランが届きやすくなります。
プラコレウェディングのアドバイザーや式場プランナーにチャットで質問しましょう。
気に入ったプランがあったらブライダルフェアに参加しよう。
アドバイザーに相談も可能です。
初めから平日の結婚式を希望すれば、理想の平日婚プランを手にすることができます。
またプラコレウェディングアドバイザーもオンラインでサポートしてくれるのでとても安心です。
ゼクシィ
ゼクシィは全国47都道府県の主要結婚式場、約2,000件を掲載しています。
提携数は結婚式場検索サイトでトップクラスです。
理想の平日婚が叶う結婚式会場が見つかることでしょう。
また結婚式相談カウンターを利用すると、お二人をサポートしてくれます。
膨大な結婚式準備を一つ一つ丁重に説明してくれる上、煩わしい手続きまで代行してくれるのです。
結婚式場探しに不安を感じている方は利用すると、スムーズに結婚式準備が進むでしょう。
平日の結婚式を成功させるコツ
平日の結婚式は、一般的な土日祝の結婚式のように進めても上手くいかない可能性があります。
以下は平日の結婚式を成功させるコツです。
- 家族や親族のみの少人数婚にする
- ゲストには早めに連絡をしておく
- ゲストに参列を無理強いしない
- 子連れのゲストに配慮する
- 欠席ゲストへも配慮する
- プロの第三者に相談する
家族や親族のみの少人数婚にする
平日の結婚式に友人を招待すると、仕事を休む必要があり、これが迷惑に感じられる可能性があります。
しかし、親族のみの結婚式であれば、そのような心配は不要でしょう。
また、少人数婚は予算を大幅に抑えることができます。
友人たちとは後日、別途食事会やパーティを開くことで、結婚を祝う機会を設けることも可能なので、少人数婚を検討してみるのも良いでしょう。
友人たちとの関係も大切にしながら、結婚式の負担を減らすことができます
ゲストには早めに連絡をしておく
平日の結婚式を計画する際、ゲストに対して早めに連絡をしましょう。
早期に日程を伝えることにより、ゲストは仕事やプライベートのスケジュールを調整しやすくなります。
これは特に、遠方から参加するゲストや、子育て中のゲストにとっては大きな事です。
また、ゲストが余裕を持って予定を立てられるようにすることで、結婚式に対する前向きな印象を持ってもらうことにも繋がります。
ゲストに参列を無理強いしない
平日の結婚式を計画する際、ゲストに対して招待状に「必ず出席してね」といった強制的な表現を避けましょう。
ゲストには仕事を休んで出席してもらうことになりますが、これには有給休暇の取得や調整が必要になるため、一部のゲストには迷惑がかかる可能性があります。
どうしても都合がつかないゲストもいるため、無理強いすることは避けるべきです。
招待状には、可能であれば参加してほしいという旨を優しく伝えることが望ましいです。
ゲストの立場に立った配慮を示すことで、ゲストに対する敬意を表しましょう
子連れのゲストに配慮する
平日に結婚式を行う際は、子供がいるゲストに対する配慮が重要です。
土日祝の結婚式であれば、赤ちゃんを持つ家庭はパートナーや実家に子供を預けて出席できます。
しかし、平日の場合、特に日中に行われる結婚式では、この選択ができない場合があります。
赤ちゃんのいる家庭には特別な配慮が必要でしょう。
一方で、保育園や小学生の子供がいる家庭では、平日の結婚式が逆に参加しやすい場合もあります。
子供たちが日中はいないため、親は結婚式に参加しやすくなるでしょう。
このように、小さな子供のいるゲストへの配慮は、その家庭の状況に応じて異なるため、招待する際にはゲストの個々の状況を考慮することが重要です。
欠席ゲストへも配慮する
ゲストが欠席することに対して理解を示し、その後の関係に影響を与えないようにすることが重要です。
平日は多くの人にとって出席が難しい日程なので、招待状には「出席できなくても大丈夫です」といった一筆を添えることで、ゲストに安心感を与えることができます。
また欠席するゲストへ引き出物を送るなどの心遣いを示しましょう。
引き出物を直接届けるなどのアプローチを取ることも、より良い関係を維持するために効果的です
プロの第三者に相談する
平日婚で迷ったら、結婚式相談カウンターに相談しましょう。
経験豊富なスタッフが在籍しており、平日の結婚式に関する具体的なアドバイスやサポートをしてくれます。
- 平日の結婚式に特化した式場の情報
- 予算を抑えられる結婚式場の提案
- 人気の結婚式場の空き状況
このため、カップルの希望に合った最適な式場を見つける手助けをしてくれるのです。
結婚式相談カウンターは、ゼクシィ相談カウンターがおすすめです。
全国30都道府県にある店舗型カウンターに加え、オンライン相談が可能です。
結婚式場は全国2,400以上の会場と提携しており、ありとあらゆるニーズに応えることができるでしょう。
まとめ
平日の結婚式について解説しました。
平日婚は非常識ではなく、新郎新婦がゲストに配慮できれば、得することが多いということが分かったはずです。
- 平日婚は費用が安くなる可能性がある
- 平日の結婚式は人気の式場が空いていたり、貸切になる可能性がある
- 平日婚でしかできない結婚式を企画するとゲストの満足度が上がる
- 平日婚は有給を取ったりと、ゲストの負担になるので参加しやすい日程や最大限の配慮をする必要がある
- ゲストには早めに連絡を入れ、子連れのゲストや欠席するゲストへの配慮を忘れない
理想の平日婚を叶えるために、お二人に合った平日婚プランが直接式場から届く「プラコレウェディング」のサービスを使って、予約しましょう。
Q&A
- 平日の結婚式を行う場合、どのような点に注意すれば良いですか?
-
平日の結婚式では、ゲストが仕事を休む必要があるため、早めに日程を伝え、理解を求めることが大切です。
また子連れゲストや遠方から来るゲストへの配慮も重要です。
予算の削減や特別な演出を計画する際にも、ゲストの都合を考慮しましょう。
- 平日の結婚式のメリットとは何ですか?
-
平日の結婚式のメリットには、「費用の削減」、「人気の式場が予約しやすくなる」、「式場の貸切が可能になる」などがあります。
予算が抑えられるため、料理のグレードアップや特別な装飾に投資できることも魅力です。
- 平日の結婚式を計画する際、どのように式場を選べば良いですか?
-
平日婚に対応している式場を選ぶ際は、結婚式相談カウンターやウエディングプランナーに相談すると良いでしょう。
プラコレウェディングやゼクシィなどのサービスを利用することで、予算に合った式場や、特別なテーマや演出に対応可能な式場を見つけることができます。