「ブライダルフェア当日に成約しなくても良い?失礼にはならない?」
「ブライダルフェアでの営業を断りたい。営業を避ける方法はある?」
「プレッシャーを感じずに、ブライダルフェアを適切に予約方法が知りたい」
この記事では「ブライダルフェア当日に成約をしない方法」を教えます。
結婚式場で集客担当をしていた私の経験から説明しましょう。
ブライダルフェアは即決しない方がメリットが大きく、即決を迫る結婚式場をかわす方法はあります。
この記事を読むだけで、ブライダルフェアを即決しないことで得られるメリットと激しい営業を避ける手段が分かります。
即決しないことで後悔する確率がグッと減るだけではなく、予算を抑えられる可能性が上がるので、結果、理想の結婚式を挙げることができます。
前半の記事ではブライダルフェアの営業の断り方について、後半では即決しなければ得られるメリットから、お二人をサポートしてくれるオススメの予約方法を解説します。
ハシもと
結婚式場の探し方運営者
- 広告、広報、WEB担当として結婚式場の集客、マーケティング等を担当。
- ゼクシィやマイナビウエディングなどの結婚式場検索サイトを3つの結婚式場で運用。
- 退職後は家業を手伝いながら、引き続き結婚式場のWEB制作や、集客の仕事を請け負っている
じっくり読み込んでくださいね。
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質問に答えてね
ブライダルフェアで成約しなくてもいいのか
ブライダルフェアに参加したら、契約しなければいけないのかなぁ・・・。
無料で豪勢な試食もあるし、契約しないといけない雰囲気・・・。
悩む必要はありません。
契約しなくても全く問題ないからです。
むしろ結婚式場はそんなお二人の隙をついて営業してくるでしょう。
ここでは契約しなくてもいい理由を説明していきます。
ブライダルフェア当日に契約しなくても失礼ではない
ブライダルフェアの参加当日に契約をしなくても決して失礼ではありません。
なぜなら、ブライダルフェアは情報収集の場だからです。
結婚式場側もブライダルフェアは、自身の施設やサービスを広く紹介し、魅力を知ってもらうことを目的としています。
自分たちの理想とする結婚式を実現するためには、複数の選択肢を比較し、検討する時間を持つべきでしょう。
具体例を挙げます。あるカップルがブライダルフェアで理想に合った結婚式場だと確信します。しかし家族と相談した結果、アクセスの面で問題があることが判明しました。このように、当日即決せずに持ち帰ってじっくり考えることで、後々のトラブルを避けることができるのです。
繰り返しになりますが、ブライダルフェアは情報収集の場です。
お二人にとって最適な結婚式場を見つけるためには、じっくりと検討する時間が必要でしょう。
少しでも疑問に思った場合は契約しなくても問題はありません。
後悔につながるので複数の結婚式場を比較検討した方がよい
ブライダルフェア当日に契約する必要はありません。
後悔を避けるためには、慎重に選択し、じっくりと考えましょう。
理由としては、契約を急ぐと、後になって「あの結婚式場も見学しておけばよかった」と後悔する可能性があるからです。
実際に準備を進める段階で、当初は気付かなかった不満点が浮かび上がることがあります。ブライダルフェアでは、多くの選択肢を比較することで、このリスクを最小限に抑えることができます。
あるカップルはブライダルフェアで見つけた結婚式場に一目惚れし、即日で契約しました。しかし、後になって別の会場を見学した際に、より良い条件、サービス、価格を提供する式場があることに気づきました。契約後であったため、キャンセルには違約金がかかります。結局、彼らは満足のいく結婚式を挙げたものの、「もっと選択肢を広げておけば」という後悔が残りました。
ブライダルフェア当日に契約はしなくても問題はありません。
複数の式場を比較検討し、すべての選択肢を考えた上で、最終的な決定を下すことで、後悔を避けることができます。
当日成約特典はスルーして問題ない
ブライダルフェアで提示される当日成約特典を逃しても心配する必要はありません。
なぜかと言うと、その特典がなくても、他の方法で同等の特典を得ることが可能だからです。
結婚式場は、新郎新婦と契約し、売上を上げることを最優先としています。そのため、当日成約でなくても、後日交渉を通じて同じような特典を獲得することが可能です。
結婚式場は、競合他社と比較検討された場合、可能な限り値下げをして契約を誘引しようとする場合もあります。
値下げに関しては現実的な価格の場合に限ります。
あまりにも範囲外の場合は、交渉が決裂しますので注意しましょう。
ブライダルフェアでの当日成約特典は確かに魅力的ですが、それを逃しても後で交渉によって同等の特典を得ることができます。
そのため、当日の特典に囚われ過ぎず、じっくりと検討することで、最終的に納得のいく結婚式を実現できるでしょう。
ブライダルフェアでの営業の断り方
ウエディングプランナーさんの営業トークが不安。
契約するまで帰れないって聞くし・・・。
ブライダルフェアでの営業に不安を感じている方は実際に多いです。
結婚式場側もビジネスのため、結婚式を売りにくるので営業が強くなるのは当然です。
ここでは、そのような営業に対応するためのコツを教えましょう。
結婚式場に勤務した経験からこの2つは使える対策なので、実践してみましょう。
毅然とした態度で臨む
ブライダルフェアでの営業に対して毅然とした態度を保ちましょう。
なぜかと言うと、ブライダルフェアでウエディングプランナーは、特典をエサにして積極的なセールスを行うからです。
少しでも迷いや隙が見えれば、チャンスと捉え、契約につなげようとします。
結果、本来の意向ではない契約をしてしまうリスクがあります。
あるカップルが、豪華な特典と熱心な営業に心を動かされ、その場で契約を決断したケースがあります。しかし、後になって他の式場と比較検討してみると、より良い条件があったことを知り、早急に契約したことを後悔しました。
結局、全部を比べてみなければ後悔しないとは言い切れないのです。
ブライダルフェアでの営業に対しては、毅然とした態度を持ち、自身の意思をしっかりと持ちましょう。
複数の結婚式場を比較検討し、納得できる条件で契約することが、後悔のない選択につながります。
「魔法の言葉」を使って断ろう
ブライダルフェアでの営業を断る際には、「家に帰って両親と相談しないと契約できない」というフレーズを使いましょう。
なぜなら、結婚式場の担当者も「両親との相談が必要」という理由であれば、無理な営業を強行しにくくなるからです。
新郎新婦の「両親との相談」という意思を尊重しなければ、契約までこぎつけても信頼関係を築けない可能性があります。さらに両親からも協力が得られないので、結婚式場側も強引な営業を自重しなければいけません。
ご家族からも信頼を得られないと、結婚式場も厳しいです。
一方で、「他の結婚式場が見たい」、「他の見積もりが欲しい」という理由だと、弱すぎて言いくるめられる場合があります。
「家に帰って両親と相談しないと契約できない」という言葉は、プランナーの営業を回避するのに効果的です。
どうしても契約を回避したい場合、最終手段として使いましょう。
ブライダルフェアとは
ではブライダルフェアとは、どういうイベントなのでしょうか。
知らずに参加するのと、ある程度事前情報を知って参加するのには大きな違いがあります。
ここではブライダルフェアについて基本的な情報を紹介します。
ブライダルフェア7つの内容
ブライダルフェアの細かい内容は結婚式場によって様々です。
主に以下の7つの内容となります。
- 会場見学
- 料理試食
- ドレス試着
- 演出体験
- セミナーやワークショップ
- 相談
- 特典
式場内をウエディングプランナーに案内してもらいます。
パーティー会場や挙式場、施設等が理想通りかチェックしましょう。
結婚式で提供される料理の試食をします。
ブライダルフェアの試食は無料で提供されることがほとんどです。
フルコースやハーフコース、一品試食などフェアによって違いますので注意して予約しましょう。
ドレスショップを併設している式場では、ドレス試着が加わる場合があります。
ブライダルフェアの段階でドレスが確認できると、嬉しいですね。
結婚式場おすすめの演出が体験できます。
プロジェクションマッピングや入場など、式場内の設備だけで体験できるものが多いですが、イメージを膨らませるのに役立ちます。
プランナーが講師となり、結婚式の計画に役立つ情報を提供するセミナーやワークショップが開催されることもあります。
結婚式の準備やトレンドについて学ぶ良い機会になるでしょう。
プランナーがお二人の希望や予算を聞き、ぴったりなプランを提案してくれます。
結婚式に対する疑問や交渉もこの場で行います。
ブライダルフェアに参加すると限定の特典や割引を得られることがあります。
参加前に適用条件や内容をしっかりと確認しておきましょう。
ブライダルフェアは、お二人にとって情報収集の場であり、決断の場でもあります。
結婚式場の雰囲気を肌で感じたり、具体的なサービスやプランについて直接話を聞くことで、理想の選択ができます。
いつからブライダルフェアに参加したらいいのか
ブライダルフェアは、結婚が決まったら参加するのが一般的です。
結婚式の検討開始時期と決定時期(全国)
検討開始時期(%) | 決定時期(%) | |
---|---|---|
16ヶ月以上前 | 10.7 | 6.0 |
15ヶ月前 | 3.0 | 1.3 |
14ヶ月前 | 3.7 | 1.9 |
13ヶ月前 | 3.7 | 2.5 |
12ヶ月前 | 14.2 | 9.3 |
11ヶ月前 | 4.8 | 4.5 |
10ヶ月前 | 9.6 | 9.8 |
9ヶ月前 | 7.3 | 8.0 |
8ヶ月前 | 9.2 | 9.3 |
7ヶ月前 | 8.3 | 8.6 |
6ヶ月前 | 12.4 | 16.2 |
5ヶ月前 | 5.0 | 8.7 |
4ヶ月前 | 3.9 | 5.7 |
3ヶ月前 | 2.0 | 4.4 |
2ヶ月前 | 0.7 | 1.3 |
1ヶ月前以内 | 0.3 | 0.6 |
無回答 | 1.2 | 1.8 |
平均(ヶ月) | 10.4ヶ月 | 8.7ヶ月 |
※出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2023調べ
結婚が決まる前の参加は禁止されていませんが、契約が前提となっていないので、特別な理由がない限りは控えましょう。
挙式日と見学・契約日によって、条件等が変わってきますので、以下を参考にしてください。
メリット | デメリット |
---|---|
・結婚式にこだわることができる | ・希望の日程が取りやすい・費用が定価になりやすい ・モチベーションの維持が難しい |
メリット | デメリット |
---|---|
・結婚式までの期間がちょうど良い ・希望の日程が空いている可能性がある ・条件を満たせば、特典やプランが出ている | ・プランナーとの交渉があるので難しい |
メリット | デメリット |
---|---|
・モチベーションをキープしやすい | ・低予算で結婚式を挙げられる可能性がある・希望の日程が空いていない ・結婚式にこだわるのが難しい |
お二人の状況によりますが、希望の日取りが決まっていない方は、メリット・デメリットを考慮して決めると良いでしょう。
ブライダルフェアでの契約について
ブライダルフェア参加当日に契約するカップルもいますが、契約には仮契約と本契約があります。
仮契約は、日程を確保する仮の契約です。結婚式場によっては内金が必要となる場合があり、3万円〜10万円の間で設定されているケースが多いです。内金はキャンセルすると戻ってこないので、仮契約を結ぶ場合は、考慮しておきましょう。
本契約は結婚式場と正式に契約書を交わす契約です。契約条項をしっかりと確認してからサインをしましょう。
サイン後の変更は違約金などがかかります。
注意しましょう。
ブライダルフェアで即決しないメリット
ブライダルフェアは即決しない方がいいって聞くけど、どんなメリットがあるのかなぁ・・・。
ブライダルフェアを即決しないメリットとして以下が挙げられます。
即決しないメリットとして、後悔の芽をつんだり、費用や予算を抑えられるケースがあります。
先輩カップルの訪問件数の平均は2.7件となっています。
ここからはメリットの詳細を解説していきます
じっくりと比較検討ができる
ブライダルフェアで即決しないメリットとして、複数の式場を比較検討できる点が挙げられます。
その理由は、即決すると、他の式場を見る機会を失い、後悔する可能性があるからです。
一度契約してしまうと、条件や環境がより良い式場があったとしても、契約内容によっては違約金が発生するでしょう。
例えば、あるカップルが最初に訪れた結婚式場の雰囲気に圧倒されて即決しようとしましたが、「別の式場も見てから」と思いとどまりました。後日、別の式場フェアでより自分たちの理想に合う式場を発見。比較検討することで、費用も安く抑えることができたので大満足の結婚式になりました。
しっかり比較検討すると、後悔する可能性を減らせます。
ブライダルフェアで即決をせず、比較検討をすることは、後悔を減らすメリットがあります。
ですから、新郎新婦は十分に検討して納得した状態で、最終的な決定を下すべきです。
見積もりの精査や予算の再検討ができる
ブライダルフェアで即決しなければ、見積もりの精査や予算の再検討が可能になります。
なぜなら、家に持ち帰って見積もりを確認することで、自分たちの予算に合っているか、サービス内容が希望に沿っているかを冷静に評価できるからです。
あるカップルはブライダルフェアで魅力的なプランを提示されましたが、即決せずに見積もりを検討しました。その結果、いくつかの不要なオプションが含まれていることが判明し、それらを除外して費用を削減しました。また、予算を超える部分については、追加の費用をどう捻出するかを慎重に検討する時間が確保できたのです。
ブライダルフェアで即決しないことで、見積もりと予算を精査できます。
これによりお二人は、自分たちのニーズに合った結婚式の計画を立てられるでしょう。
良い条件を引き出せる可能性がある
ブライダルフェアで即決しない大きなメリットは、より良い条件を引き出すことが可能になることです。
その理由は、結婚式場側もビジネスとして契約の獲得が重要なので、競合する他の式場よりも良い条件を提示します。特に、複数の式場を検討していれば、式場は自らのサービスや価格で勝負しようとし、より魅力的なプランを提供してくるからです。
例えば、初めからこの価格競争を逆手にとって複数式場で比較検討し、より良い特典や割引を得る作戦もあります。
したがって、ブライダルフェアで即決しないことは、最終的により良い条件を引き出すために重要なのです。
新郎新婦は複数のオプションを比較し、交渉の余地を持つことで、理想に近い結婚式を実現できるでしょう。
ブライダルフェアで即決しないデメリット
もちろん即決しないデメリットもあります。
デメリットを知っておかないと不安です。
結論を保留して後悔したくないですし・・・。
結婚式場はこのデメリットを突いて営業してきますので、注意しましょう。
ここではデメリットはもちろんのこと、その解決策もしっかりと紹介します。
希望の日程が埋まる可能性がある
ブライダルフェアで即決しないと、希望の日程が埋まるリスクがあります。
特に人気の日程に関しては、早い段階での決断が求められるでしょう。
結婚式の日程は、先着順の予約となり、人気の日取りや時期はすぐに埋まってしまいます。したがって、即決しない場合、後から来たカップルが希望の日程を予約する可能性があります。
春や秋のような人気シーズンに特定の日に挙式を希望するカップルは多いです。もしブライダルフェアで良いと思った日程があったとしても、すぐに決断しなければ、他のカップルがその日程で契約を結んでしまうかもしれません。
実際に「もう少し早く決めておけばよかった」と話すカップルもいます。
日程に関しては幅を持たせ、複数の候補日を考えておくことが重要です。
さらに、自宅等でできる情報収集は事前に済ませて、素早く比較検討すると良いでしょう。
どうしても手放したくない日程は、内金を入れると仮予約させてくれる式場もあります。
その際、式場によっては内金は戻ってこないので、注意しましょう。
結婚式場探しに時間がかかる
ブライダルフェアで即決しなければ、結婚式場探しに時間がかかります。
その理由は、1日に見学できる結婚式場の数には限りがあるからです。
比較検討する式場の数が多いほど、見学に費やす時間も長くなります。その結果、望む条件を満たす式場を見つけるために、複数の休日を使って式場見学に行く必要が出てくるのです。
このような状況を避けるためには、事前に比較検討する式場の数を絞り込みましょう。
また、結婚式相談カウンター、口コミを利用して、実際に足を運ぶ前に情報収集をすることが大切です。
結婚式相談カウンターはお二人にオススメの式場をピックアップしてくれるので、悩んだらとても便利なサービスです。
ブライダルフェアへ参加する前にやっておきたいこと
ブライダルフェアへ参加する前の事前準備はとても大切です。
なぜかと言うと、準備をしないまま当日に臨み、ウエディングプランナーの巧みな営業戦略にはまってしまうと、希望を伝えられないばかりか、契約まで誘引されてしまう可能性があるからです。
以下の準備をしてから臨むと対等に話し合えるでしょう。
事前に二人で話し合い、優先事項や譲れない点を決めておく
ブライダルフェアに参加する際は事前に優先事項を決めておきましょう。
なぜなら、優先事項を決めておかなければ、多くの情報や選択肢に圧倒され、自分たちの本当の希望を見失ってしまう可能性があるからです。
結果として、はっきりとした意向が伝えられず、後で後悔することになるかもしれません。
具体例を挙げると、あるカップルがブライダルフェアで魅力的なプランを提示されました、結局、当初の希望とは異なる契約を交わします。しかし後になって、本来の希望を思い出し、後悔しました。
ブライダルフェアでは、事前に自分たちの優先事項を明確に決めておきましょう
当日は自分たちの目的に沿った選択をし、満足のいく結婚式を実現するためには、軸をぶらしてはいけません。
結婚式場への質問リストを作る
ブライダルフェアに参加する前に、質問リストを事前に作成しましょう。
その理由は、ブライダルフェアでは様々なオプションやサービスが紹介されるため、混乱を招く可能性があるからです。
事前に質問リストを作成しておくことで、疑問点を確実に解決できるでしょう。
- 料金
- 施設、設備
- 料理
- ドレス
- コーディネート
- 空き日程
- アクセス
- オプション
- キャンセルポリシー
ここでは主なものを挙げました。
自分たちに必要なものを具体的に聞くと良いでしょう。
ブライダルフェアには、質問リストを用意して参加しましょう。
期待した返答が返ってこなかった場合は、無理に契約をする必要はありません。
見学は1日1件!計画はしっかり立てよう
ブライダルフェアの参加は1日に1件に限定し、事前に計画をしっかりと立てることがオススメです。
理由としては、1日に多くの見学を詰め込むと、各式場での見学や相談の時間が限られ、じっくりとメリットやデメリットを検討する余裕がなくなるからです。
時間に追われると、重要な情報を見落としたり、適切な質問ができなかったりするリスクが高まります。
1日で3件のブライダルフェアに参加したカップルがいました。最初の式場では詳細に見学し、多くの質問をする時間がありましたが、次第に時間に追われ、2件目、3件目では十分な見学や質問ができず、情報収集が不十分なまま終わってしまったのです。
1日1件に限定すると比較検討する式場が多い場合は、日数がかかるので注意しましょう。
ブライダルフェアは1日に1件に限定しましょう。
各式場を深く理解する十分な時間を確保でき、質の高い比較検討が行えるからです。
結果、後悔のない結婚式を挙げることができるでしょう。
なぜ即決させようとするのか!参加する前に知っておきたい結婚式側の事情
では結婚式場がなぜ即決をさせようとするのでしょうか。
私が勤めていた際も、即決が重要なポイントになっていました。
即決を取ることを前提でフェアの段取りも組まれています。
結婚式場の事情をある程度知ることで、当日の交渉で大きな不利に立たされることは少なくなります。
ここでは結婚式場の即決させたい事情を簡単に紹介します。
他の結婚式場へ行かれると、契約の可能性が減るから
競合他社に見学へ行かれると、契約の可能性が減るため、結婚式場側は即決を促します。
なぜなら、結婚式場にとって結婚式はビジネスであり、どの式場も可能な限り多くの契約を勝ち取ろうとするからです。
結婚式場は多くの競合と戦っており、一組のカップルを他の式場に取られることは、損失となります。そのため、式場はカップルに対して魅力的なプランや特典を提供し、契約を促す営業戦略を取ります。
どうしても営業から逃れられない場合は、上記で説明した「家に帰って両親と相談しないと契約できない」と毅然とした態度を取りましょう。
結婚式場側が即決を促すのは、競争に勝ち、契約するためです。
お二人は、式場の営業戦略を理解し、自分たちのペースで慎重に決断を下しましょう。
契約にこぎつけても即決でなければ利益が減るから
結婚式場は他の結婚式場との比較検討を避けるため、即決を求めてきます。
具体的には、比較検討をされると利益が減る可能性があるからです。
背景には、競争が激しい結婚式場業界にあります。他の式場が安い見積もりを出した場合、その式場にユーザーを奪われるリスクが高まります。結果として、対抗して料金を下げなければならなくなり、利益が減少するのです。
上手に利用して値下げ交渉するのが、賢い結婚式場の決め方です。
ただやりすぎると応じてくれなくなるので、常識の範囲内にしましょう。
結婚式場が即決を促すのは、比較されて利益の減少を避けるためです。
新郎新婦はこの事情を理解し、割引を得るために、逆手にとって交渉するのもアリです。
ブライダルフェアで即決せずに、予算を抑える方法
ここまで読んでいただければ、ブライダルフェアで当日に即決しない方がメリットが大きいと思っている方が多いでしょう。
結論を言いますと、日取りは逃す可能性はあるが予算は抑えられます。
そして予算を抑える方法は簡単です。
- 複数の結婚式場を比較検討し、本命の結婚式場と交渉する
- 自宅で見積もりを精査して、無駄なコストをカットする
この2点をするだけで金額面はかなり抑えられるのです。
でも結婚式は初めてなので、素人の私では難しいです。
ブライダルフェアの予約に関わってきた私が、しっかりと教えましょう。
ここからは当日成約せずに、しっかりと交渉できる予約方法を紹介します。
プレッシャーを感じずにブライダルフェアを予約する方法
契約、契約というプレッシャーを感じずに、ゆっくりブライダルフェアに参加したいです
ウエディングプランナーからの成約の重圧はどうしても感じてしまいます。
しかし予約方法を工夫するだけで、緩和することができます。
ここでは上手に予約する方法を紹介するので、参考にしてください。
電話や公式サイトからの予約は避けよう
電話や公式サイトからの予約は避けましょう。
なぜかと言うと、電話や式場の公式サイトの予約機能を使うと、相手のペースにハマる可能性があるからです。
電話での予約は結婚式場の都合の良いブライダルフェアに誘導されます。また公式サイトからの予約も基本的には式場側でコントロールできるので、自信がなければ避けましょう。
結婚式場の公式サイトはもちろん良いことしか書かれていないですし、比較もできないので鵜呑みにするのは危険です。
式場への電話やホームページからのブライダルフェアへの予約は、見送るのが懸命です。
ウエディングプランナーのペースで進んでしまうので、自信のない方はサポートを受けることを検討しましょう。
自信がある方は結婚式場検索サイトからの予約
ウエディングプランナーとの交渉に自信のある方は、結婚式場検索サイトからの予約がオススメです。
なぜ、公式サイトがNGで結婚式場検索サイトがオススメかと言うと、理由は以下になります。
- 複数の結婚式場をサイト内で比較検討できるから
- 広告や表現に一定のルールがあり、誇張することができないから
- サービスによっては、LINEやオンラインで第三者のアドバイザーに質問できるから
結婚式検索サイトを上手く利用して情報収集して予約すると、見学当日もしっかりと交渉することができます。
自信がないお二人は結婚式相談カウンターがおすすめ
自信がないお二人は結婚式相談カウンターを利用しましょう。
結婚式相談カウンターのプロのアドバイザーがお二人にぴったりな式場を提案してくれる上、交渉なども代行してくれます。
- お二人の希望をヒアリングし、結婚式場を探してくれる
- 予約やキャンセルなどの連絡の代行
- お二人に代わって交渉ごとなどもしてくれる
サッカーなどのスポーツでいう代理人のような存在です。
無料で相談できるところが大半なので、ぜひ利用しましょう。
結婚式相談カウンター
元結婚式場の集客担当が教える当日成約しないためのベストなサービス
ここからは結婚式場の元集客担当だった私が、当日成約しないためのベストなサービスを紹介します。
最もおすすめ!元々即決しなくていい「トキハナ」
トキハナは株式会社リクシィが運営する結婚式場検索サイトで、「花嫁の不安をトキハナツ式場さがし」をコンセプトに、花嫁に寄り添ったサービスを展開しています。
トキハナをおすすめしたのは、見出しの通り、サイトのサービスとしてブライダルフェアで即決しないことが前提になっていることです。
えっ?どうゆうことですか?
即決しないことが前提?
トキハナの最低保証価格は当日成約したくないお二人にとって神サービスになっています。
トキハナは結婚式場との独自契約により、各特典や割引が全て適用される最低価格保証を無条件で約束しています。式場見学時に、即決を条件にした特典で強引に契約を迫られる心配がありません。
トキハナから予約した結婚式場は、豪華な特典で即決を迫っていけないという契約になっており、当日に契約しても、後日契約しても同じ特典が提供されます。
したがって、競合他社と比較検討しながら割引交渉をする必要がありません。
即決を迫られない、一律の特典が付与されるから交渉する必要がない。
自信がないカップルにぴったりです。
さらにトキハナは元ウエディングプランナーのカウンセラーにLINEで相談できるからとても便利です。
夜の22時まで無料で相談可能なので、仕事で忙しいお二人はぜひ利用しましょう。
- 最低保証価格で即決を迫られない上、いつ契約しても一律の特典となるから割引交渉をする必要がない
- 元ウエディングプランナーのカウンセラーにLINEで相談できる
- LINE相談は、夜22時まで無料でできるので忙しい方にピッタリ
- カウンセラーが見学前と見学後に徹底した見積もり診断をしてくれる
- トキハナに掲載されている結婚式場は強めの営業がないなど、厳しい審査を通過した式場なので安心
- 掲載条件があり、掲載されている結婚式場が少ないので、希望する式場が予約できない可能性がある
- サイト独自のキャンペーンがない
当日成約しなくて良いというメリットはかなり大きいです。
安心してじっくりとブライダルフェアに参加できます。
元ウエディングプランナーのカウンセラーにも相談できるので、「当日成約をしたくないけど営業をかわす自信がない」というお二人はトキハナから予約しましょう。
ゼクシィ相談カウンターも手厚いサポート
ゼクシィ相談カウンターは株式会社リクルートが運営する結婚式相談カウンターです。
その名の通り、結婚式の大手ブランドのゼクシィの相談カウンターになります。
ゼクシィをおすすめした理由はその規模にあります。
日本全国47都道府県で2,400もの結婚式場を紹介することが可能で、店舗型カウンターは全国30都道府県にあり、自宅でのオンライン相談にも対応しています。
これに加えて、雑誌「ゼクシィ」との連動により、全国の結婚式場に専門の営業担当者がおり、常に最新の結婚式情報が入ってきます。
多くの選択肢から結婚式場を選びたいというお二人にオススメです。
全国にある結婚式場の最新の情報がカウンターに行けば手に入る体制になっています。
トキハナから予約できない式場はゼクシィで探すと良いでしょう。
カウンターのスタッフも経験豊富なので、式場の提案だけではなく、連絡の代行から交渉までを引き受けてくれるのでとても便利です。
- 選べる結婚式場が多い
- 面倒なことを代行してくれる
- 豊富な情報で不安を解消してくれる
- 相談に時間がかかる
- アドバイザーによって提案内容に差が出る
- ゼクシィのキャンペーンは対象外
ゼクシィのサイトで行っているキャンペーンは相談カウンターでは対象外なので注意しましょう
しかし、ゼクシィ相談カウンターに限定特典を持ち込んでいる結婚式場が多く、ゼクシィ相談カウンターでしか手に入らない特典がある場合もあります。
豊富な選択肢から確実に結婚式場を探したいお二人はゼクシィ相談カウンターを利用しましょう。
結婚式場と契約するにあたり知っておきたいこと
しっかりと比較検討し、後悔しないと確信したら、契約を進めましょう。
と、その前に、一度立ち止まって、以下の知っておきたいことを確認してください。
ここまできて失敗は避けたいです。
契約前に予算やポイントの再確認は必須
契約前には必ず予算や自分たちの重視ポイントを再確認しましょう。
その理由は、予算と重視ポイントは重要な要素であり、明確でないまま契約を進めると、後から見落とした部分や誤解があったことに気づいて後悔する可能性があるからです。
特に、結婚式場やサービスの契約は高額であり、一度決定すると変更が難しいことも多いため、慎重な検討が必要です。
一組のカップルが装飾やサービスに魅力を感じて高額な結婚式場に即決契約しました。しかし、後で予算を見直したところ、予想以上に費用がかかっていることに気づき、他の項目を大幅に削減したのです。この結果、当初の希望とは異なる形で結婚式を行うことになり、後悔する結果となったのです。
結婚式では契約前に予算と重視ポイントを再確認しましょう。
自分たちの理想の結婚式を実現するために、事前に防げる後悔の元凶は取り除くことが大切です。
例え契約しても他の式場のフェアに参加するのは失礼ではない
結婚式場との契約を済ませた後でも、他の結婚式場のフェアに参加することは問題ありません。
なぜなら、他の式場を見学すること自体にルールは存在しないからです。
あるカップルが特定の式場で契約を結んだ後、友人の勧めで別の式場のフェアに参加しました。この時、カップルはすでに契約していることを正直に伝え、その上で他の式場を見学しました。その結果、より条件の良いプランを見つけ、元の契約を見直すことを検討しました。
しかしながら、上記には注意が必要です。本契約を結んだ後に他の式場との契約のため、契約をキャンセルしようとすれば、違約金がかかる可能性があります。
契約を結ぶ際、少しでもキャンセルを検討しようと思った場合は契約事項をしっかり確認しましょう。
この状況を防ぐために、契約を結ぶ前に気になる式場は全て見学して比較検討をしてから契約を結びましょう。
既に契約している式場があっても、他の結婚式場を見学することは可能ですが、この行動をとる際には最低限のマナーとして既に契約があることを伝えましょう。
また、契約のキャンセルや変更を考える際には、違約金が発生する可能性があるため、事前に契約内容を確認することが重要です。
まとめ
ブライダルフェアで当日成約をせずに、予算を抑えるなどのメリットを得る方法を解説しました。
以下まとめです。
- ブライダルフェアは当日成約しなくても失礼ではありません。後で取り返せるので、当日特典もスルーして問題ないでしょう。
- ブライダルフェアでの営業を断るためには、毅然とした態度で臨み「両親と相談しなければ契約できない」とハッキリ伝えよう。
- ブライダルフェア当日で契約しなければ、希望の日取りを逃す恐れがあるが、じっくり比較検討できる上、予算を抑えられる可能性があるので後悔が少ない。
結婚式場検索サイトのトキハナは式場との契約でそもそも即決する必要がありません。
LINEで元ウエディングプランナーのカウンセラーに相談できるので、結婚式場との交渉に自信のない方におすすめです。
ゼクシィ相談カウンターの魅力は、日本全国47都道府県で2,400もの結婚式場を紹介することが可能という選択肢の豊富さにあります。
確実に式場を選びながらも、経験豊富なスタッフのサポートが必要なお二人は、ゼクシィ相談カウンターを利用しましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ブライダルフェア当日に成約しない場合によくある質問
- ブライダルフェアで即決しない場合、後で成約特典をもらえるチャンスはありますか
-
即決しなくても後日交渉を通じて、当日と同等またはそれ以上の特典を獲得することが可能です。
他の式場との比較検討がキーとなります。
- ブライダルフェアでの営業を断る最適な方法は何ですか
-
「家に帰って両親と相談しないと決められない」と伝えるのが効果的です。
この言葉は即決を求める営業から逃れるための魔法の言葉となります。
- ブライダルフェア参加後に他の式場も見たい場合、何に注意すれば良いですか
-
既に契約している式場がある場合は、その事を正直に伝えることがマナーです。
また、契約書を確認し、キャンセル時の違約金があるかどうかを確認しておくことが重要です。